中国最古の玄奘三蔵と孫悟空、敦煌遺跡の壁画で見つかる―中国メディア
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敦煌研究院がこのほど公開した。壁画は西夏時代(11〜13世紀)のものとみられ、同省敦煌市に隣接する瓜州市の遺跡の洞窟内で見つかった。
計6枚に17年にわたる玄奘三蔵のインドへの修行の旅が描かれていた。6枚すべてに玄奘三蔵とお供をする孫悟空の姿があり、孫悟空は白馬を引き、玄奘三蔵の後を付いて歩いている。
壁画は伝奇小説「西遊記」が書かれた16世紀・明代より前のもの。敦煌研究院は「シルクロードは玄奘がたどった道。唐の時代の僧侶による西への修行の旅に敬意を評し、玄奘をモデルに多くの壁画が作られたのだろう。仏教遺跡や寺院の壁画の多くは、小説『西遊記』ができる前の玄奘の道筋を描いている」としている。(翻訳・編集/大宮)