2016-02-10

20代 副業アフィリエイトで月収200万円稼げても決して幸せではない。

副業アフィリエイトをされている人は多いと思う。

私もそうだ。年収260万~300万円近くで貧乏なのが辛く、

お金があれば全て解決するだろうと、夢を持って始めた。

本業が終わってからは全てをアフィリエイトに費やした。

平日は1日6時間、平日は15時間近く作業する事も多かった。

稼げない日が続いたが、2年程して月収100万、200万を超える

月が出てきた。

しかし、予想していた生活幸せかと言うとそうでもない。

確かにアフィリエイト報酬が100万円を超えた辺りからは、

欲しい物を好きなだけ買い、美味しい物を食べ、

年収260万~300万時代では行けない所にも行った。

だけど、幸せを感じることが出来たかと言えばそうではない。

しろ辛い事の方が多かった。

理由1:人間関係をまともに築けない。

好きな事をして月に100万円の収入があるのに、

理不尽な事に頭を下げて月20万円を貰おうとするのは、無理だ。

もし収入源が本業だけであれば、素直に頭を下げれただろう。

そして、そこから学ぶ事も多かったはずだ。

安定した収入があると、理不尽な事に頭を下げるのは拷問だ。

しろ、今まで自分お金の為だけに頭を下げていたのか、と

分かって悲しい気持ちになった。

理由2:地位名誉は得られない。成功者として認められる将来が見えない。

世間的に認知されていない仕事成功しても、どこか胡散臭さが残る。

アフィリエイトで億稼いだとして、

親や恋人恋人親族に、上手く説明出来ている姿が思い浮かばなかった。

どこかビクビクしながら生きていかなければいけない、

そんな未来は嫌だった。

理由3:ビジネススキルが身に付かない。

正直、かなり適当でもそれなりの金額を稼ぐ事が出来る。

勿論、それなりの作業量勉強必要だが。

しかし実際のビジネス必要な対面スキルコミュニケーション能力が全く身につかない為、

アフィリエイトで稼げなくなった時、他の仕事で通用する気がしなかった。

サラリーマンで月収50万円稼ぐには、社会人としてかなりの経験や実力、信用が必要だ。

アフィリエイトで月収200万円稼げても、社会人としては未熟なまま。だからどこが不安が残る。

20代は失敗が許される時期。この時期に月収200万円稼げているからと言って、

あぐらをかいて、実際のビジネススキルが全く身につかないまま

時間が過ぎていくのが、とても怖かった。

理由4:アフィリエイトは後ろめたい。関わる人が幸せか?

斎藤一人さんも言っている。

仕事三方良し「売り手よし、買い手よし、世間よし」が良いと。

アフィリエイトはどこか後ろめたい。

売った人の顔を見ることはない。売り切りも可能だ。

そして根拠の薄いランキングサイトで売っている罪悪感。

世間の目は決して良くはない。

どれだけ自分のしている事を正当化しようとしても、

どこかで論理破綻してしまっていた。

勿論、悪い商品を扱ってはいないけれど、

から気持ちいい成功は味わえなかった。

お金に困っている人に、キャッシングをすすめる。

自分なら絶対キャッシングはしない。

親や恋人お金で困っている時、キャッシングをすすめるのか。

すすめる訳がない。

自分想像していた月収100万円以上稼ぐ人と言うのは、

人間性やビジネススキルを学んだ、立派な社会人だった。

しかし今の自分は全くそんな事はない。

その理想現実の差に落ち込むのを繰り返し。

昔、プレイステーションなんかのゲーム

アクションリプレイという裏ワザソフトがあった。

クリアまで1ヶ月かかるゲームを、1日でクリア出来るのだ。

それと似たような気分かもしれない。

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