それから血圧も生活習慣病の数値なので、血液検査と一緒にチェックしておくようにしましょう。
本稿の最後に「知っておきたい血圧・血液検査の数値」を図版にしてあげておきます。基準値を超えたら、そこから病気という意味ではありません。数値の管理の目標も個人差があります。かかりつけ医のいる人なら、基準値を超えたら、相談してみるとよいでしょう。
数値によっては、放置してよいものもありますし、食事などの生活改善だけですむものもあります。ただちに薬物療法を始めたほうがよい場合もあります。その判断は医師でないとできません。せっかく健康診断でメッセージをもらったのですから、医師に相談してみるべきなのです。
健康診断や人間ドックを正しく利用して、ぜひとも自分の健康のために役立てていただきたいと思います。