江崎憲一
2016年2月11日17時41分
税金で購入したり、地元企業から寄贈してもらったりした雑誌の付録を有効活用しようと、福岡県の筑後市立図書館は10日、付録をプレゼントするイベントを始めた。2014年から続ける人気企画。利用者が減りがちな冬のこの時期の対策にも一役買っている。
筑後市立図書館では現在、週刊や月刊、季刊など計113誌を購入したり、寄贈してもらったりしており、約3分の1に付録が付く。婦人誌を中心に、近年はブランドとコラボしたバッグやポーチなど豪華な商品も増えている。
図書館では税金で雑誌を購入している以上、付録を捨てるわけにもいかず、以前は書庫にたまる一方だった。他の自治体ではイベント時に参加プレゼントとして配ったり、本屋に付録なしで本を納品するよう頼んだりする図書館もあるという。
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朝日新聞社会部
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