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アストロH 天候悪化であすの打ち上げ延期2月11日 21時52分
ブラックホールなど宇宙の謎に迫る日本の新しい天体観測衛星「アストロH」が、12日午後、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット30号機で打ち上げられる予定でしたが、天候の悪化が予想されるとして打ち上げは延期されました。
日本の新しい天体観測衛星「アストロH」は、光では観測できない天体を、レントゲン写真のようにエックス線を使って調べようというもので、これまでの衛星より最大で100倍、感度が高く、ブラックホールや銀河の成り立ちの解明につながると期待されています。
「アストロH」を載せたH2Aロケットの30号機は12日午後、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でした。しかし、打ち上げを行う三菱重工業によりますと、12日の発射場周辺は上空の気温が低く、12日の打ち上げの時間帯に「氷結層」と呼ばれる氷を多く含んだ雲の発生が予想されることや、風も強いと予想されるため、打ち上げは延期されることになりました。
新たな打ち上げ日について、三菱重工業とJAXA=宇宙航空研究開発機構は検討中だとしています。
「アストロH」を載せたH2Aロケットの30号機は12日午後、種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でした。しかし、打ち上げを行う三菱重工業によりますと、12日の発射場周辺は上空の気温が低く、12日の打ち上げの時間帯に「氷結層」と呼ばれる氷を多く含んだ雲の発生が予想されることや、風も強いと予想されるため、打ち上げは延期されることになりました。
新たな打ち上げ日について、三菱重工業とJAXA=宇宙航空研究開発機構は検討中だとしています。