韓米日防衛当局がテレビ会議へ 北朝鮮のミサイル発射準備で

【ソウル聯合ニュース】韓国と米国、日本の防衛当局は5日午前、次長級によるテレビ会議を行い、北朝鮮の事実上の長距離ミサイル発射準備を受けた3カ国の共同対応について議論する。韓国政府関係者が4日、明らかにした。

 会議は3カ国の防衛当局が昨年10月から行っている安全保障関連の実務会議。会議では北朝鮮の北西部・東倉里のミサイル発射場の動向や、ミサイルの軌跡情報共有などに焦点を当てるとみられる。

 3カ国は北朝鮮が2日、国際海事機関(IMO)などに8日から25日の間に「人工衛星を打ち上げる」と通告してから、北朝鮮への監視を強化している。韓国と米国は北朝鮮のミサイル発射情報を共有するため、両国の連動統制所をデータ共有システム「リンク16」でつなぐ計画で、日本を交えた3カ国が北朝鮮情報をリアルタイムで共有できるようになる。

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