【城南聯合ニュース】サムスン電子の李健熙(イ・ゴンヒ)会長の長女でホテル新羅社長の李富真(イ・ブジン)氏(45)との離婚訴訟で敗訴したサムスン電機常任顧問の任佑宰(イム・ウジェ)氏(47)が4日、控訴した。
任氏は同日午後、水原地裁城南支院を訪れ控訴状を提出後、取材陣に対し「控訴審では事実に立脚した判決が出るよう最善を尽くす」と述べた。これまで任氏は「家庭を守りたい」として離婚を望まない立場を示してきた。
李富真氏と任氏は1999年に結婚。財閥令嬢と平社員が交際を経てゴールインし、当時大きな話題を集めた。李氏は2014年、性格の不一致を理由に離婚調停を申し立てたが不成立に終わったため、昨年任氏を相手取り離婚と息子の親権者指定を求める訴訟を起こした。裁判所は先月、離婚を認めるとともに、李氏の親権と養育権を認める判決を言い渡した。