北朝鮮 ミサイルを発射台に設置中か=韓国政府消息筋

【ソウル聯合ニュース】韓国政府消息筋は4日、北朝鮮が国際海事機関(IMO)などの国際機関に通告した事実上の長距離弾道ミサイルの発射予告期間(8~25日)の前日に当たる7日までに発射準備を終えるため、現在、ロケット推進体を発射台に設置する作業を進めている可能性が高いとの見方を示した。

 同消息筋は「過去の事例では、北は長距離弾道ミサイルの発射予告期間に入る5日前から発射台に推進体を載せる作業を行った」と指摘。その上で「8日からいつでも発射できるようにするため、現在、推進体を設置する作業をしているはずだ」と話した。 

 また、「8日の気象条件が良ければ8日にでも発射する可能性がある」とした。

 国防部の文尚均(ムン・サンギュン)報道官も4日の定例会見で「北が現在、東倉里のミサイル発射場で長距離弾道ミサイルの発射に向けた準備を進めていると判断している」と述べた。

 ただ、韓米軍当局は北朝鮮がミサイル発射場の一部を幕で覆っているため、具体的な進行状況を把握するのに苦心しているもようだ。
 

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