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髪の毛や虫も…学校給食で年に171件の異物混入姫路など兵庫の6市

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髪の毛や虫も…学校給食で年に171件の異物混入姫路など兵庫の6市

 平成26年度に兵庫県の姫路、加古川、明石、高砂、豊岡、三田の6市で提供された学校給食で、年間計171件の異物混入の報告が各市教育委員会に寄せられていたことが10日、分かった。丸尾牧県議が情報公開請求するなどし、結果を公表した。

 丸尾県議によると、内訳は、姫路73件▽加古川32件▽明石28件▽高砂23件▽豊岡14件▽三田1件。混入は髪の毛や虫が多かったが、中にはブラシの毛や塗装片もあった。

 具体的には、三田市の小学校でおかずから長さ8ミリの特殊ネジが見つかったほか、明石市の小学校では、鍋を混ぜる際の調理器具の破片とみられる約1・3センチの金属が混入していた。いずれも健康被害はないという。

 丸尾県議は同日、6市の市長と市教育長に衛生管理の徹底や異物混入マニュアルの見直しなどを求める申し入れ書を郵送したという。

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