読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


          Sponsored Link Google AdSense 広告

贈答御礼とアフィブロガーの信念と精神科相談の話

アフィリエイト メンヘル

shiromatakumi.hatenablog.com


それな!
お前なあ、金かね金かねって!俺は金が嫌いなんだよ!死ね!俺の親は二千万円の土地転売代が払えず自殺したけど、死んでない方の親にはまだ二千万円のローンがあるから俺は金のことを考えるのが嫌いなんだよ!金っていう概念自体が嫌いなんだよ!
腐った資本主義の豚どもは死ね!
ハーメルンの死の舞踏
マルクス・エンゲルス 共産党宣言 (岩波文庫)

仮にトマトさんというブロガーがいるとしましょう。彼はブログの収益が頭打ちになってしまったので、有料サロンでお金を稼ぐ。ブログで稼ぐのではなく、ノウハウを売って稼ぐ。その下もノウハウを売って稼ぐ。これがどんどん下の階層まで続いていく。

これってねずみ講ですよね?違う?
最近ブログでお金の話が多すぎる件 - NO TITLE

それな。
有料メルマガだのネットビジネスのブログ飯のアフィリエイトのノウハウのための情報商材だの、金を稼ぐ方法を金を払わせて教えるシステムとか完全にネズミ講だと僕も思っていたので、代弁してくださってありがとうございます。


元記事とか。

hagex.hatenadiary.jp

イケダハヤトからのお知らせです。



当面、「有料マガジン」に注力します。


何度かアナウンスしておりますが、これからはコンテンツを「有料化」していきます。


6年近く「無料」で記事を公開してきたのですが、有料にしたほうが、面白いコンテンツが作れるんですよ。


そう、有料のほうが「コンテンツが面白い」んです。これ超大事なポイントでございます。お金のために課金するというかは、コンテンツをブラッシュアップするために課金するイメージです。


そんなわけで、最近はnoteのほうに記事を突っ込んでいます。ブログも毎日更新する予定ですが、こっちは「一筆書き」的な記事が中心になります。

usedemikuray.hatenablog.com

そんなお金嫌いの僕であるが、先日、失われた何かのおはぎさんが夏コミで頒布したGのレコンギスタの本に寄稿したGレコ論を無料公開した際に、「一応、元は有料なので読んでみてよかったと思う人はなんかください」とアマゾン欲しいものリストをさらした。
nuryouguda.hatenablog.com

www.amazon.co.jp
そうしたら、なんということでしょう!1週間で
イーガンの「しあわせの理由」
しあわせの理由 (ハヤカワ文庫SF)
ガンプラを入れるコレクションボックス
コレクションケース プラス 透明アクリル棚板タイプ ナチュラル木目
、そして、富野由悠季監督がGレコの講演会で推薦していた
dargol.blog3.fc2.com
E・H・カーの危機の二十年を送ってもらいました。
ありがとうございます!ありがとうございます!
根性が卑しいのでお金が嫌いでも、物を貰うのはスペシャルにうれしい!

しかし、ここで読者のみなさんに質問したいのですが

アマゾン欲しいものリストから物を貰った場合、くれた人の住所を入手してしまったのですが。これは保管して何かあったときに恩返しをするために覚えておくか、それとも僕のような闇属性の人が個人情報を持っているのは危険なので断裁して捨ててしまった方がいいのか、はてなブックマークツイッターかコメント欄で教えてご意見を募集しています。くれた人ご本人からのご意見もお待ちしています。
金銭や物の授受に伴う個人情報の蓄積はフィンテック革命とか贈収賄とかみたいな社会問題にもつながるので、僕みたいな一個人のキモオタは結構扱いに困るんだよな。
いや、まあ、まだ一ケタ台しか物を貰ってないし、そもそも恩返しをするほど余裕はないので、あれなんですが。お礼状くらい送るべきだろうか…。しかし、リアルな手紙は指紋とかこちらの住所を採取されるリスクがあるからな…。(人間不信)
www.arikawashuhei.com


あと、はてなポイントも2000ptもらいました。ありがとうございますありがとうございます。(これはIDがわかるのでちゃんとお礼を言いました)

しかし、物を貰うと卑しい根性が怒りを発した

僕は精神的に卑しいので、物を貰うと逆になんか腹が立ってきました。
ほしいものリストもサイドバーのプロフィール欄に最初から載せていたし、はてなポイントを送れる小島アジコ先生ボタンも常備してたのに、なんで「ください」って僕が書くまではほとんど誰も送ってくれなかったんですか。(理不尽な怒り)
くれって言ったらくれるのかよ!なんだよ、それ!今までさりげなく載せていたのがバカみたいじゃん!お客さん全然少ないじゃん!
アイドルマスターシンデレラガールズ?「本田未央」 new generations~フィギュア
もういい!


などと、金や物が絡むと僕のような凡夫は一気に卑しくなってしまうのです。でも品性が卑しいのでくれるものはもらう。でも要らないものは受け取り拒否する。

ほしいものリストのゲーム性

しかし、「今すぐ買うほどでもないけど、ほしいよなー」とか「酒とか食品とかポイントとかいくらあっても困らない消耗品」というものをぶち込んでいる欲しいものリストから物を貰うことが1週間で立て続けにあって思ったのですが、これってなかなかゲーム性が高いですね。
基本的にダラダラアニメを見ているだけの僕ですが、ガンプラケースをもらうとガンプラを作ろうという気になるし、SF小説を貰うとサイエンスな気分になるし、岩波文庫を貰うと文系インテリな気分になるし、はてなポイントを貰うとはてなブログ有料プランが続けられる。
なんだか、育成ゲームみたいですね。一応ほしいものは僕が数十個用意するわけですけど、送ってくれるお客さんの気分によって僕の行動が変化するわけです。
そういうわけで、みんなもグダちんに物を送ってグダちんを君色に染めてみよう!(品性が卑しい)


精神科医に文筆業をやるべきかどうか相談した

それで、物や原稿料を貰う経験をしたので、どうやら僕の文章にはそれなりに価値があるらしいと分かった。しかし、有料メルマガとかマネタイズをするのは卑しいのではないか?と思う。という話をタイトルに書いたように精神科で相談してきた。
(というか僕は精神障碍者3級だし不眠症でアル中でうつ病でB,C群人格障害で過労の後遺症で心身症自死遺族という数え役満のメンヘラなので定期的にカウンセリングと投薬を受けないといけないのだ)
あと、まあ、ぶっちゃけ親に二千万円の借金があるのに俺がニート(まあ、インターネットセキュリティの問題上、仕事をしていてもネット上ではニートとしてふるまうのだが)なので金は欲しい。そして、精神科医としても俺に自己肯定感を持たせて治療したい方針なので「文章が得意なら文章を生かした仕事をしましょう」「アニメ評論家として有名になって稼ぎましょう!」とかお上手を言ってくれちゃったりする。


でも、どうなんですかね。言うてもアニメ感想ブログやで?そんな大したことあらへんで?
それに、金品を貰うのは正直うれしいが、物を貰うためにブログを書くというのはどうなんだと思う。
しかし、今まで誰もくれなかったのに、気まぐれにくれと言ったら物をくれる人がいるというのも事実。
だがしかし、アニメブロガーというのは「このアニメが面白いんですよ!」と勝手に興奮して書いているだけだし、むしろそんな文章を人が読んでくれて僕の好きな富野アニメ作品に興味を持ってくれたり、月に何回か富野監督の密会がアマゾン広告で売れたり、富野小説や富野アニメをアマゾン広告で一気買いしてくれる人がいるだけで富野信者としては幸せなのです。
まあ、「ガンダムが面白い!」ってテレビで言うことで金銭を得るガンダム芸人の人もいる。僕もロフトプラスワンウエストのアニメブロガーイベントでぬまっちさんと共演したが、ぬまっちさんはさすがにプロの芸人さんなので機転も利くし話も面白かったので、そういう人は金銭を貰ってもいいと思う。
でもアニメブロガーは「アニメは面白いよ!」とくっちゃべってるおっさんに過ぎないし、むしろそういうおっさんはキャバクラやメイド喫茶で金を払って話を聞いてもらう立場なのでは?そういうおっさんが「俺のアニメ感想を聞きたいなら金を払え」とか言うのはキモくないか?
でも、物を貰うのはうれしいし、正直貧乏なので金は欲しい。
などといろいろと迷うのですが。
先日、Gレコの同人誌の原稿を公開した時も、有料で夏コミで買ってくれた人もいるのにブログで公開していいものか、とか「どうせ重版するのもめんどくさいし、減価償却は終わったとしてネットで再配信した方がいいのでは」とかいろいろと葛藤があった。


それで、精神科医に相談したのだった。
f:id:nuryouguda:20160211165321p:plain


精神科医曰く、「自分も医療は奉仕活動なので無償であるべきではないかと思う時がある」
「しかし、医者として責任を持って品質の高い医療を提供するためには、やはり有料でなくてはいけないと思う」
「あと、生活保護を受けている患者は医療も無料だけど正直、予約時間を守らなかったりマナーが悪い患者が多い」
「だから、グダちんもクオリティの高いものを書くなら有料にしてもいいのでは」
などと言われた。
うーむ。
ま、まあ、僕も自立支援医療で医療費はほぼ無料なので、遠回しに悪口を言われたのかもしれないのだが。
生活保護を受けているからマナーが悪くなるのか、マナーが悪い人だから生活保護を受けるレベルになったのか、それはそれでまた別の議論があるのですが。


っていうか、精神科医の先生の言っていることが青二才(id:TM2501)さんと同じだったのがどうもな。

www.mag2.com

こんにちは、青二才こと三沢文也です。

今回から4回にわたって「なぜ、100円のメールマガジンを始めたか」という話を実際のエピソードやモデルケースも交えて
説明して行きたいと思います。


■人気ブロガーはアフィリエイターでも売れっ子ライターでもない中途半端な人気者

早速ですが、私は過去にヤフーニュースに掲載されたり、月に30万アクセス以上を成し遂げたり、
ブログの購読者が1000人いたりと、人気ブロガーとしての基準は色んな意味で満たしているブロガーの一人だと自負しています。

しかし、私も含めて、ブログが面白い人の大半はライターになるか、本を出すか、アフィリエイトで成功するか…
といったブログの面白さとはあまり関係ないところで評価されないとお金が得られません。


(中略)

そのため、人気ブロガーが「ただの人気者」から「人気商売で生活できる人」になるには、
もっとプレッシャーのかかる場所で、お金を取る・スポンサーがいるという緊張感の中でいい記事を書けなきゃ、本物ではないのだ。


そりゃあ、まあ、僕も原稿料を貰う記事の時は多少緊張感がある。だから、わからんでもないのだが。


やっぱり正直やりたくないです。
ミニッチュ アイドルマスター シンデレラガールズ 03 【6.森久保乃々】(単品)


やりたくない理由1 精神的に不安定だから

定額のメルマガの場合、「安定的に同じような品質の文章を、定期的に供給」することが求められる。
ここがもう、僕に向いてないね。安定したクオリティのパフォーマンスを維持するなんてアニメブロガーという「今週見たアニメの主観的面白さ」に左右される不安定な生き物には向いてない。
そして、常時そのプレッシャーに苛まれる。い、嫌だ!
金を貰えるとしても「毎回同じように読者に評価される程度の記事を書かなくてはいけない」という枷をはめられるのは嫌です。
突発的に面白い記事を書くときや、不定期にやる気がなくなることもあるので。
仕事や工場じゃないんですよ!このブログは!
「安定した品質の文章を定期的に書かせられる義務感、プレッシャー」に金銭で縛られるくらいなら、無料ブログでテキトーに書き飛ばして責任を放棄して、代わりに自由を買っていると思った方がメンヘラニートには楽ちんです。
読者から「こっちは金を払っているんだ!お前は不自由になれ!」とか思われるのは嫌です。アンチに嫌われた場合、金銭の怨恨とか関係なく、相互に自由にブロックしたりアク禁したり非表示にする自由を買っている方が得なのではないかと思う。

やりたくない理由2 死にたい

正直、親戚が親を含めて2人、友人が5人自殺していて僕も自殺したい。何が言いたいのかというと、自分に自信が持てないのです。そんな僕が、

アフィリエイターから、あの人気ブロガーまで幅広い知人を持つ私だからこそ仕入れられるここだけの話がなんと、100円というお手頃価格で読めるメルマガです!

とか、

イケダハヤト
月額500円

note.mu

とか

もしドラ』作者の岩崎夏海です。
ぼくは幼い頃から頭でっかちの不器用な人間で、そのため、生きることそのものがとても困難でした。
頭でっかちのぼくは、そうした状況を「頭を使って」切り抜けようとしました。そうしてさまざまな本やマンガを読んだり、テレビや映画を見たり、あるいは実際に人間を観察したり、彼らの話を聞いたりすることで、「生き方」を学んだり、身につけようとしたりしたのです。
その知識と技術が、約40年分ほど溜まりました。このブロマガ(有料メルマガ)では、そんな生き方の知識や技術について、毎朝2000字のコラムにてお届けして参ります。
ch.nicovideo.jp

とか、「私には価値がある!」なんて嘘は言えない。
いや、イケハヤさんとかハックルさんとか青二才さんは自分で自分に価値があると思ってらっしゃるのかもしれないが、僕はあんまりそんな風に自分を肯定できないですね。
それに、境界例パーソナリティ障害も併発している私が「私には価値がある。なぜなら読者の人が私には価値があると言って金を払っているから。だからあなたもお金を払ってください」みたいに言うのは病気にいい影響がないのではないかと。

やりたくない理由その3 読者は自由であり、人生は有限だから

まあ、正直僕はハックルさんにも青二才さんにもイケハヤさんにも金は払ってないし、ほとんど著書も読んでないしもしドラのアニメを見て炎上した時だけ該当の記事を読む程度なのだが。
僕自身、ITベンチャーでメルマガを書いていた時期があるんだが、過労死寸前になったのだが。
クソみたいな内容でも「有料で購読してるんだから読もう」と読者の人に思わせるのは心苦しい。
これをサンクコスト効果という。

サンクコストに捕らわれてしまうと合理的な判断ができなくなり、
更なる損失を出してしまう可能性が極めて高いです。


もう取り戻せないコストをムダにしたくない一心で、
ムダな方法を選んでしまい、更にムダを積み重ねていくわけですね。

パチンコなどのギャンブルはその典型例ともいうことができ、
なかなか損切りをすることが出来ないのは
このサンクコストの縛りに囚われているからです。
naruhiko1111.com


ここで問題なのは、読者から購読料を取っていることではない。金を払わせたことでどんなクソみたいな内容でもその記事に対して「興味を持たなくては」と思わせてしまうことが問題なのである。

機会費用オポチュニティーコスト)とは
人は怠ける生き物です。何気なくテレビを見たり、遊んだりする人が大多数です。しかし、ぼ~っとする時間が長いほど、それだけ損失も大きくなります。これは、機会費用オポチュニティーコスト)を学ぶことで理解できるようになります。

機会費用とは、本来は最も有効に利益を生み出せていたはずである時間を「他のことをする時間」に当ててしまった結果、失われた利益を指します。
機会費用を大切にして、埋没費用(サンクコスト)は無視する

これが、無料のツイッターとかテレビとかソシャゲならいい。無料なんだからいつでもやめてもいい。
このブログも読みたい人が読みたいときに読みたい記事だけ読めばいい。
しかし、有料で会員制にしてしまうと、どんなクソな内容でも、クオリティにばらつきがあっても、「サンクコストを支払ったので機会を消費して興味を持たなくては損だ」と読者を縛ることになってしまう。


人生は有限である。クソみたいなインターネットの人間関係とかライフハック記事とか情報商材に金を払うことよりも、それに興味を持つことで人生の時間を消費することが問題なのである。
だいたい、インターネット時代には無料で有益な情報があふれている。青空文庫とかで古典の名著が無料で読めるし、

1時間で読める名作(青空文庫)

1時間で読める名作(青空文庫)

聖書も教会に行ったら無料でくれる。英語の対訳もついているので実際勉強になる。
図書館にも読み切れないほどの本がある。


もし、金を儲けたいと思い、知識やノウハウが欲しいと思ったとして、メルマガやnoteに会員登録して定期購読するより、図書館で技能本を借りるなり、学生ならば学業に打ち込むなりして自分のスキルを高めたり、古典名著を読むべきなのではないだろうか。
インターネットのアフィリエイター程度の「僕には価値があるんだ!」とか言っている昨今の人よりも、時代の評価を乗り越えてきた名作や古典に親しむことが本当の教養なのではないのかと思う。
それらの名著や学術論文を差し置いて、僕のような泡沫ブロガーに金と興味を支払わせるということは、やはり悪徳なのではないかと思います。
論語 (岩波文庫 青202-1)
確実に身につく基礎物理学(上) 力学・熱力学・波動
学問のすすめ


あと、精神科医の先生は「有料の診療の方が患者が真面目に取り組んでくれる」っておっしゃったが、よく考えると僕のブログはそこまでまじめに読むような類のものではなく、単なる一個人のアニメ感想に過ぎないので、そんなに読者の人にも気負って読んでほしくないです。読みたいときに読みたい記事を読みたいタイミングでなんとなく読んでくれたらいいんじゃないかなあ。

やりたくない理由 その4 金の話が嫌いだ

金の話をして金を取る人が多い。そして、たいていの日本人は金の奴隷なので金の話に敏感だし興味を持つ。だからそういう記事や雑誌や本が売れる。でも、僕は金が嫌いなのだ。金のことを考えない自由の方がプライスレスだと思う。アニメの話をしよう。
animestyle.jp


しかし個人的感情としては金は面白い

そういうわけで、やはりクラウズ論壇の一員のギャラクターとしては、情報はみんなに開かれているからいいと思う。
GATCHAMAN CROWDS SPECIAL PRICE EDITION [Blu-ray]


それはそれとして、僕も富野由悠季信者である。
富野由悠季のアニメはマジで面白い。小説やエッセイも面白い。
なので、時にクソ回があるとしても、90年代の富野監督の小説が自他ともに「病気の時期」と言われても、やっぱり全部買うわけです。
富野に訊け!! アニメージュ文庫

なぜなら、個人的感情として彼のことが好きだからです。
なので、読者の方も個人的感情として僕に何らかの思いがあるときに物をくださってもいいと思う。
やっぱり、「金をくれたら文書を読ませる」という営利活動より、「僕のことが好きな人が何かくれる」という方がLOVE感じちゃうわけです。うれしくてハッピーになるわけです。金が嫌いだと言っても、やはり金品があると死ににくくなるわけで、「生かしておいてもらえる」という感覚は幸福感です。


そういうわけで、欲しいものリストを載せておくのですが。
www.amazon.co.jp

元演劇経験者としての意見

毎週少年ジャンプの感想を書いているアフィリエイターとしてはてな村で有名かもしれない id:yarukimedesu さんの劇団ヤルキメデスで、僕は大学生の一時期、役者として舞台に立ったことがある。(そして学業に躓いてニートになったわけだが)
学生演劇界にも、有償の公演と無料の公演と、「カンパ制」の公演がある。
僕のやってるブログはおそらくカンパ制に近く、面白いと思った読者の人が好きなように物をくれる。
広告をクリックしたり、ほかのブログへのリンクを踏んでくれるのは、学生劇団コミュニティにおけるパンフレットの折り込みチラシや出稿広告スポンサーの感覚に近い。なので、ブログでやってることは演劇に近いと思う面もある。
昭和元禄落語心中(1) (ITANコミックス)

やはり、僕のような河原芸人のような書き手は有償で入場料を取るよりも、大道芸のように勝手にやって勝手にもらう方が向いてるんじゃないかと思う。
また、「有料メルマガなら書くときに緊張感がある」という意見もある一方、「この芸は受けるかどうかわからないけど、ウケたらでかいぞ!」という大道芸ならではの博打っぽい面白さもある。「この記事にいくつブクマがついていくつアクセスがくるかわからないから面白い!」という気分で飛ばし記事を書くのも楽しいのだ。
なので、どっちもどっちなんじゃないですかね。
(とか言いつつ、まあ、印刷してもらう同人誌やロフトプラスワンウエストイベントみたいな紙や箱の実費が発生する場合は金を貰ってきたんですが。)


しかし、アフィリエイターとして活動しているヤルキメデスさんが今も定期的に6月と12月に講演している演劇集団「やみいち行動」は私が学生時代のころから20年以上に渡って「無料公演」を続けているのはすごい面白いことだなあ。


あと、僕の学生時代の乏しい感激経験でも、金をとっている小劇場劇団よりも無料のやみいちの方が面白かったという経験がある。
いや、もっと高価な宝塚とか四季とか桂米朝一門とか京都南座歌舞伎とかも見てたし、そういう高価な本物の芸には価値があるとは思うのだが。高いけども。


(公式サイト)
やみいち行動


アフィリエイターでもあるヤルキメデスさんが、ここら辺の役者としての部分と書き手としての部分で有償と無料をどう考えているのかという、ご意見が目に入ったら面白いかなあ。