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老人ホーム入居権巡る詐欺 10人逮捕
2月11日 16時09分

老人ホームの入居権を巡るうその話で、お年寄りから現金をだまし取ろうとしたとして詐欺グループの10人が逮捕され、警視庁は、これまでに1億5000万円をだまし取っていたとみて調べています。調べに対し、半数以上が容疑を否認しているということです。
逮捕されたのは、住所不定、職業不詳の秋田良介容疑者(27)ら10人です。
警視庁の調べによりますと、10人は10日、大阪市と香川県のいずれも70代の女性の自宅に老人ホームの運営会社の社員を装って電話をかけ、「老人ホームの入居を申し込むのにあなたの名義を使ったが、名義貸しがばれてしまった。裁判を避けるため1000万円が必要だ」とうそを言って、現金をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いが持たれています。
警視庁が10日、詐欺グループが拠点にしていた東京・港区のオフィスビル2か所を摘発したところ、今回の被害者2人をだますために電話をしていたということです。
これまでの調べで、拠点の部屋からは携帯電話や名簿、人の動きを感知するセンサーや、水に溶けるメモ用紙が押収され、警視庁は摘発の警戒や、証拠の隠滅を図るねらいがあったとみて調べています。
警視庁は、この詐欺グループが半年余りの間に1億5000万円をだまし取っていたとみて調べています。
調べに対し、メンバーの半数以上が容疑を否認しているということです。

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