開発者契約に違反するとしてGoogle Playから削除されていたAdblock Fastが復活 7
ストーリー by headless
復活 部門より
復活 部門より
Google Playの開発者契約に違反するとして削除されていた「Adblock Fast」が9日に再び公開された(Rocketship Logの記事、
VentureBeatの記事、
TNW Newsの記事)。
Adblock FastはSamsungのAndroid向けWebブラウザ「Samsung Internet for Android」専用の広告ブロックソフトウェア。Samsung Internetがバージョン4.0でコンテンツブロックに対応した (現在Google Playで公開されているのはバージョン3)のに伴って1月29日に公開され、直後から人気アプリとなっていた。しかし、Googleは2月1日にアプリの更新版を却下し、2日にはGoogle Playから削除している。
Googleは削除の理由として「Google Playデベロッパー販売/配布契約書」の4.4項(第三者の端末、サーバー、ネットワーク、またはその他の財産またはサービスへの妨害、中断、損害、または許可されていない態様でのアクセスとなる行為の禁止)に違反することを挙げていたという。
これに対しAdblock Fastを開発したRocketship Appsでは、アプリはSamsung Internetブラウザとの組み合わせでのみ動作し、SamsungのAPIのみを使用していると異議を申し立てた。異議はあっさり受け入れられ、Googleは5日にアプリを再アップロードするよう連絡してきたとのこと。
開発者契約の4.4項は、2013年に複数の広告ブロックソフトウェアがGoogle Playから削除された際にも理由として挙げられていた。しかし、現在では広告ブロックソフトウェアや広告ブロック機能を搭載したWebブラウザがいくつもGoogle Playで公開されている。Samsung Internet専用の広告ブロックソフトウェアもAdblock Fastに続いて「Crystal Adblock for Samsung」と「Adblock Plus (Samsung Browser)」が公開されているが、これらは削除されていない。そのため、Adblock Fastだけがいったん削除されることになった原因は不明だ。
Adblock FastはSamsungのAndroid向けWebブラウザ「Samsung Internet for Android」専用の広告ブロックソフトウェア。Samsung Internetがバージョン4.0でコンテンツブロックに対応した (現在Google Playで公開されているのはバージョン3)のに伴って1月29日に公開され、直後から人気アプリとなっていた。しかし、Googleは2月1日にアプリの更新版を却下し、2日にはGoogle Playから削除している。
Googleは削除の理由として「Google Playデベロッパー販売/配布契約書」の4.4項(第三者の端末、サーバー、ネットワーク、またはその他の財産またはサービスへの妨害、中断、損害、または許可されていない態様でのアクセスとなる行為の禁止)に違反することを挙げていたという。
これに対しAdblock Fastを開発したRocketship Appsでは、アプリはSamsung Internetブラウザとの組み合わせでのみ動作し、SamsungのAPIのみを使用していると異議を申し立てた。異議はあっさり受け入れられ、Googleは5日にアプリを再アップロードするよう連絡してきたとのこと。
開発者契約の4.4項は、2013年に複数の広告ブロックソフトウェアがGoogle Playから削除された際にも理由として挙げられていた。しかし、現在では広告ブロックソフトウェアや広告ブロック機能を搭載したWebブラウザがいくつもGoogle Playで公開されている。Samsung Internet専用の広告ブロックソフトウェアもAdblock Fastに続いて「Crystal Adblock for Samsung」と「Adblock Plus (Samsung Browser)」が公開されているが、これらは削除されていない。そのため、Adblock Fastだけがいったん削除されることになった原因は不明だ。
一律ブロック(通信妨害)は禁止 (スコア:0)
で分かりやすいと思うが…
Re: (スコア:0)
セキュリティソフトが有害サイトをブロックするのはどうだろう
会話が成立していないと思うのは俺だけか (スコア:0)
Google「『第三者の端末、サーバー、ネットワーク、またはその他の財産またはサービスへの妨害、
中断、損害、または許可されていない態様でのアクセスとなる行為の禁止』に違反している」
Rocketship「アプリはSamsung Internetブラウザとの組み合わせでのみ動作し、SamsungのAPIのみを使用している」
Google「OK」
アプリ自体は、広告を妨害しておらず、それをやるのはあくまでSamsungのブラウザ。だからセーフ。
ブラウザも単体では広告ブロックするような機能は持たないから、セーフ。という理屈なのだろうか。
じゃあ他のアドブロックアプリも、ファイアウォールのプラットフォームアプリと、
それに対応するアドブロックプラグインという形で公開すれば、通るんかいな。
Re:会話が成立していないと思うのは俺だけか (スコア:1)
話は単純で
Rocketship: 「広告ブロックは4.4項の禁止事項に含まれないよね?」
Google: 「そうだね.勘違いでした.ごめん」
ってだけですよ
Re: (スコア:0)
>じゃあ他のアドブロックアプリも、ファイアウォールのプラットフォームアプリと、
>それに対応するアドブロックプラグインという形で公開すれば、通るんかいな。
すでに公式ストアで多数販売されているので通るんじゃないですか?
Re: (スコア:0)
「他のアドブロックアプリ」というのはブラウザ用のアドブロック拡張機能のことではなくて、
「 AdBlockなどの広告ブロックツール、Google Playから削除される [it.srad.jp]」
で触れられているような、単体で動作し、他のアプリに表示される広告までブロックしてしまう、
Adblock plus for Android [adblockplus.org]や
Re: (スコア:0)
他のアプリの動作に影響を与える(サービスの妨害)機能を有するアプリはだめだよー
ってことで、プラグイン形式/アプリ単体の違いは問わないのでは?
今回の広告ブロックプラグインは「Samsung Internetでしか機能しない」のでセーフ。
元コメのファイアーウォールアプリは「他のアプリの動作に影響を与える」のでアウト。
プラグイン形式でサブマリン的に認証を突破しておいて後日に違反(他のアプリの動作に影響を与える)が発覚した場合は
より重い処分になりそうな予感。