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ペットボトル 新たな環境対策の動き2月11日 15時57分
飲み物の容器としてペットボトルの利用が増えるなか、飲料メーカーの間では、リサイクルした樹脂だけで作った耐熱用のペットボトルを導入するなど、新たな環境対策の動きが広がっています。
このうち、飲料メーカーの「味の素ゼネラルフーヅ」は、飲み物を高温のまま入れられる「耐熱用ボトル」で、リサイクルした樹脂だけで作ったペットボトルを今月下旬から導入します。より強度が必要な「耐熱用ボトル」でも、100%リサイクルで作る技術が開発されたためで、石油の使用量を年間およそ2000トン、削減できるとしています。
こうしたペットボトルの導入を決めたのは飲料メーカーとしては初めてだということで、金谷克彦生産統轄部長は「味やブランドだけでなく、環境面の取り組みも、消費者が商品を選ぶポイントになると考えた」と話しています。
また「サントリー食品インターナショナル」は、石油から作るペットボトルのキャップを、ことしの春以降、さとうきびから作った原料を30%混ぜたものに順次、切り替える計画です。これによって、キャップの製造から廃棄までに排出される二酸化炭素の量を21%削減できるとしています。
ほかの飲料メーカーでも、薄くて軽いペットボトルを採用するところが増えていて、新たな環境対策の動きが広がっています。
こうしたペットボトルの導入を決めたのは飲料メーカーとしては初めてだということで、金谷克彦生産統轄部長は「味やブランドだけでなく、環境面の取り組みも、消費者が商品を選ぶポイントになると考えた」と話しています。
また「サントリー食品インターナショナル」は、石油から作るペットボトルのキャップを、ことしの春以降、さとうきびから作った原料を30%混ぜたものに順次、切り替える計画です。これによって、キャップの製造から廃棄までに排出される二酸化炭素の量を21%削減できるとしています。
ほかの飲料メーカーでも、薄くて軽いペットボトルを採用するところが増えていて、新たな環境対策の動きが広がっています。