クラウドソーシングで仕事の依頼をするなら・穴場のサイト4つ
僕の会社でも、最近はクラウドソーシングで業務を外部の人に依頼することが増えてきました。
でも業務の内容によっては、中々人が集まらないんですよね。
今はいろいろな種類のクラウドソーシングが増えてきているよ。
専門的な業務を扱うクラウドソーシングもあるから、業務によって使わけるのがいいかもしれないね。
そうなんですね。どんなサービスがあるのか教えて下さい。
クラウドソーシングとは?
アウトソーシングという言葉は聞いたことのある人も多いと思います。企業が仕事の一部を外部の会社に依頼することを指します。いわゆる外注のことです。
クラウドソーシングも同じような意味を持ちます。ネットのサービスを使い、簡単な業務から専門性のある業務まで、不特定多数の人に発注をしていくものです。
このクラウドソーシングのWEBサイトには、仕事を依頼したい人、仕事を受けたい人が多数登録しています。
そこに、仕事を依頼したい人はその内容を登録し、また仕事を受けたい人はその中から自分のやりたい仕事に応募するという流れです。
お金の支払いも、そのサービス内で完結しますので、直接ユーザー同士がお金のやり取りをすることもありません。
クラウドソーシングの特徴
このようなクラウドソーシングのサービスですが、どういった点が良いのか、その特徴を説明します。
1.すぐに利用できる
後ほど具体的なサイトをご紹介しますが、基本的にはそのサイトに登録するとすぐに利用が開始できます。
アカウントを開設した後、お願いしたい仕事を登録すると、その仕事がネット上に公開されます。
仕事を受けたい人も同じように登録を済ますと、公開されている仕事に応募することができます。
2.簡単な作業から専門的な仕事まで幅広く依頼できる
データ入力、フログの更新、ライティング業務などの簡単な作業から、イラスト制作、動画制作、プログラミングなどの専門的な仕事まで、幅広い業務に対して募集をすることができます。
3.予算を設定できる
仕事を依頼する時に、発注者側から予算を登録できます。基本的に発注金額は他で依頼するより、価格を安く抑えることができます。
4.選定する時に評価をチェックできる
クラウドソーシングでは、業務を完了したら、発注者と受注者がお互いに評価をする仕組みになっています。
その評価は誰でも閲覧可能ですから、仕事を依頼する際に事前に確認ができます。
クラウドソーシングの注意点
上に挙げたように良い点も多いですが、反面注意しなくてはならない点もあります。
1.仕事を受ける人は専門家ではない場合が多い
外注として、企業に仕事を依頼する時は、基本的にその業務の専門の会社に依頼します。
しかしクラウドソーシングでは必ずしも専門家が仕事をするとは限りません。
クラウドソーシングに受注者として参加している人は、主婦や学生の方も多くいらっしゃいます。そのような人の中には、特に専門的な知識や技能を持っていない人も多くいますので、そのことは頭に入れておく必要があります。
心配な場合は、募集する際に「○○の経験がある方」「○○の知識がある方」などの条件を入れておきましょう。
2.納期などは余裕を持って
クラウドソーシングのサービスでは、発注者と受注者が直接取引をすることを禁止しています。
そのため連絡も基本的には各サービス内にあるメールを使うことになります。
中には仕事をお願いしたものの、連絡が取れない、メールの返信がない、というケースも起こります。
そんな場合はもちろんお金は支払う必要はありませんが、納期がタイトだと間に合わなくなる場合もあります。
クラウドソーシングで仕事を依頼する場合は、納期には余裕を持ちましょう。
3.著作権の侵害などには注意
クラウドソーシングで依頼される人気の仕事の一つに、ライティング業務があります。その場合、納品された文章が、他のサイトや本からの引用・盗作だった、などというトラブルがあります。
他にも、以前納品した文章を再利用しているケースなども…。
著作権などについては、仕事を依頼する際にしっかりと説明することはもちろん、納品された文章は、他からコピーされたものではないかをチェックする必要があります。
4.機密性が高い業務は依頼を控える
仕事を依頼する際に、機密漏洩に関する注意は必ず念押しする必要があります。しかし本当に機密性の高い業務は依頼を控えた方がいいでしょう。
以前私が業務を依頼する際に、その方の今までの実績を教えて下さい、とお願いしたところ、「こちらは公表しないでくれと言われている業務ですが、○○も私が担当しました」などと教えてくれる方もいました。
クラウドソーシングに限ったことではないかもしれませんが、こういった点には十分注意しましょう。
おすすめのクラウドソーシング・サービス
1.Lancers(ランサーズ)
クラウドソーシングを利用するなら、まず抑えておきたいのはこのランサーズです。日本最大級のサイトです。
仕事のカテゴリも多く、大カテゴリだけで「システム開発・運用」「WEB制作・WEBデザイン」「デザイン制作」「ライティング・ネーミング」「タスク・作業」「マルチメディア」「翻訳・通訳サービス」「ビジネス・事務・専門・その他」の8つあります。
この中からさらに細かくカテゴリが分かれています。
仕事の案件数も登録しているワーカーの数も多く、仕事もワーカーも見つかりやすいサイトです。
2.シュフティ
文字通り、主婦の方を始めとする女性のワーカーが多いクラウドソーシングです。
そのため、他のサービスに比較して、単価を安く発注できるイメージがあります。(もちろん仕事にもよりますので、あくまで主観です。)
仕事は比較的軽い感じの仕事を依頼するのに向いている感じですね。
現時点で公式サイトに参考例として掲載されている価格を見ると、「データ収集・10円~」「データ入力・20円~」「アンケート回答・50円~」「資料作成・500円~」などとなっています。
3.Crowd Gate(クラウドゲート)
イラストやデザインの仕事を頼みたいのであれば、こちらのクラウドゲートがおすすめです。
こちらはイラストなどの専門のクラウドソーシングになっています。
こちらのサイトに登録しているワーカーの人たちは、さすが皆さんイラストが上手です。
一度サイトをご覧いただくと、そのクオリティの高さに驚くはずです。
登録しているクリエイターの方たちは、自分の作品のポートフォリオを作っていますので、その作品を確認し、自分の書いて欲しいイラストのイメージに会う人を探せるのもこのサイトのいいところです。
4.DMM.make(DMMメイク)
こちらのクラウドソーシングもちょっと変わったいます。
モノづくりに特化したクラウドソーシングサービスになります。
何か作りたいものがある人は、こちらでその内容を登録し、実際に作ってくれる人を探すことができます。
実際のサイトを覗いてみると、仕事の依頼は様々です。
金属加工のプロトタイプ制作、3Dデータと3D作品の制作、IoTデバイスの制作、チタン切削加工など。
こんな仕事もクラウドソーシングで頼めるんだ、と驚いてしまいますよ。
いろいろありますね。今度会社で使ってみます。
ありがとうございました!