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不祥事相次ぎ企業の信頼度低下 民間調査2月11日 12時53分
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不正な会計処理など企業の不祥事が相次いだことなどを背景に、企業を信頼できると考えている人が減っていることが、民間の調査で分かりました。
この調査は、経団連の関連団体「経済広報センター」が消費者などの企業に対する信頼度を調べようと毎年行っているもので、去年11月の調査では、モニターとして登録している3060人のうち1618人が回答しました。
それによりますと、社会的な責任を果たしているかどうかといった観点から企業の信頼度を尋ねたところ、「信頼できる」、「ある程度信頼できる」と答えた人は合わせて37%で、前の年より6ポイント減り、比較が可能な平成20年以降では3番目に低い水準となりました。
一方、「あまり信頼できない」、「信頼できない」と答えた人は合わせて14%で、前の年より4ポイント増え、企業の信頼度が低下したことがうかがえます。
去年は、東芝で不正な会計処理が明らかになったほか、旭化成の子会社の「旭化成建材」が請け負った建物のくいの工事でデータの流用や改ざんが見つかるなど企業の不祥事が相次ぎ、こうしたことが信頼度の低下の背景にあるものとみられます。
経済広報センターは「信頼度の低下は、日本の企業の商品やサービスに対する不信感にもつながる。企業は真摯(しんし)に説明責任を果たすことが重要だ」と話しています。
それによりますと、社会的な責任を果たしているかどうかといった観点から企業の信頼度を尋ねたところ、「信頼できる」、「ある程度信頼できる」と答えた人は合わせて37%で、前の年より6ポイント減り、比較が可能な平成20年以降では3番目に低い水準となりました。
一方、「あまり信頼できない」、「信頼できない」と答えた人は合わせて14%で、前の年より4ポイント増え、企業の信頼度が低下したことがうかがえます。
去年は、東芝で不正な会計処理が明らかになったほか、旭化成の子会社の「旭化成建材」が請け負った建物のくいの工事でデータの流用や改ざんが見つかるなど企業の不祥事が相次ぎ、こうしたことが信頼度の低下の背景にあるものとみられます。
経済広報センターは「信頼度の低下は、日本の企業の商品やサービスに対する不信感にもつながる。企業は真摯(しんし)に説明責任を果たすことが重要だ」と話しています。