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インフル、都内全域が警報レベルに- 前週比1.5倍
東京都内のインフルエンザの患者数が警報レベルになったことが、都がまとめた1日から7日までの週の患者報告(速報値)で分かった。前週と比べて1.5倍に増えており、都内の全保健所管内で前週の報告数を上回った。教育施設で集団発生が続いている自治体では手洗いやマスクの着用など予防策の徹底を呼び掛けている。【新井哉】
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東京都内の1日から7日までの週の定点医療機関当たりの患者報告数は、警報基準値の30.0人を上回る39.43人となった。5週連続で増加しており、文京と島しょを除く保健所管内で前週の報告数を上回った。
保健所管内別の患者報告数は、八王子市が60.44人で最も多く、以下は町田市(51.85人)、多摩小平(51.26人)、荒川区(47.71人)、江戸川(44.94人)、世田谷(44.6人)、多摩立川(44.33人)、南多摩(43.64人)、中央区(43.4人)、葛飾区(43.38人)、大田区(42.1人)、多摩府中(41.91人)、足立(40.35人)などの順だった。年齢別では、10歳以下が全体の6割近くを占めた。
前週に引き続き患者が大幅に増えた八王子市では、市立小中学校の学級閉鎖、保育園などでの集団感染の報告が続いているという。同市によると、患者のインフルエンザウイルスの型別の内訳は、A型が799人、B型が219人、型不明が24人だった。
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