(cache) 損害賠償金の支払い率 - 敵は建築家にあり!!! ～福岡県版欠陥住宅との戦い～

損害賠償金の支払い率

欠陥住宅だと悟って、損害を回復する為の裁判ですが、

損害賠償金の回収は非常に難しいと、裁判をして初めて理解しました。

私の場合、熟慮の結果、欠陥住宅裁判突入ではなく、

設計事務所の一級建築士（管理建築士）である社長から、

公で申し渡された金額を支払いたいと告げられて弁護士に相談しました。

その後、１日だけ弁護士と弁護士の鑑定人（一級建築士）が家に来て、

図面と建物を見て裁判できるとかどうとか・・・少し話して、

裁判することに決まりました。

今思えば、EXP.Jを含む水平混構造の問題点・２×４木造の構造欠陥などは、

明らかにされていなかったので、

裁判せざるを得なくて、何となく始まった裁判が上手く終わって、

運が良かったとしか考えられません。

判決か和解かですが、裁判長のお話では、

「判決より和解の方が、賠償金の支払い率は良いです。判決を紙くずにしないで欲しい。」

でした。

和解の場合、和解条項で支払い方法まで細かく決めることができるので、

支払いたくない相手からの損害賠償金の回収には、いいかもしれません。

しかし、回収できないかもしれませんので、

欠陥が解っても工夫して裁判回避が一番上策だと思います。

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