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震災4年11か月 ボランティアが不明者捜索
2月11日 12時11分

震災4年11か月 ボランティアが不明者捜索
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東日本大震災の発生から11日で4年11か月となり、堤防の建設工事が進むなかで津波で行方不明になっている人を捜索できる範囲も次第に狭まってきています。こうしたなか、宮城県気仙沼市では、全国から集まったボランティアが行方不明者の捜索を行っています。
捜索が行われたのは気仙沼市本吉町の小泉地区の海岸沿いで、はじめに全国各地から集まったボランティアおよそ50人が海に向かって黙とうをささげました。そして、海岸の砂利や漂着物、それに河口近くの草木をかき分けながら、行方不明者の手がかりを捜していました。
この場所では、今月下旬から堤防の建設工事が始まることになっていて、今後、捜索ができる範囲が狭まるということです。
岩手県から捜索に参加した20代の男性は「行方不明者がまだいるので見つけてあげたい」と話していました。
捜索を行ったボランティア団体の三浦清和さんは「捜索の範囲は今後狭くなりますが、必要があれば工事関係者と調整していきたい」と話していました。
震災で大きな被害を受けた宮城県内では、今も1237人の行方が分かっていません。

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