【ソウル聯合ニュース】韓国輸入自動車協会(KAIDA)は4日、1月の輸入車の新規登録台数は前年同月比18.5%減の1万6234台と集計されたと発表した。月ベースの最多(2万4366台)を記録した前月と比べると33.4%減少した。
登録台数をメーカー・ブランド別にみると、メルセデス・ベンツが4298台でトップ。BMWが2410台、アウディが1900台、フォルクスワーゲン(VW)が1660台と続いた。
排ガス規制逃れが発覚し全世界に波紋が広がったVWは、前月(2635台)に比べ37.0%減った。VWグループのアウディも前月(2887台)に比べ34.2%減少。
欧州車が1万2890台(シェア79.4%)、日本車が1910台(同11.8%)、米国車が1434台(同8.8%)と集計された。
1月のベストセラーモデルはVWの「ティグアン2.0 TDI ブルーモーション」(631台)で、メルセデス・ベンツ「GLC220d 4マチック」(619台)が続いた。
同協会は「個別消費税引き下げの終了に加え、一部ブランドの品薄や季節的要因が1月の輸入車販売台数減少につながった」と説明した。
昨年末で終了した乗用車の個別消費税引き下げは政府の景気浮揚策により、このほど今年6月までの延長が決まった。