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エルニーニョ続く 春の訪れ平年より早いか2月10日 22時35分
気象庁は、おととし夏に発生した「エルニーニョ現象」は、最盛期を過ぎて若干弱まったものの、依然として続いていて、ことしは平年よりも春の訪れが早くなる可能性があるとしています。
気象庁によりますと、南米・ペルー沖の東太平洋の赤道付近の海域では、おととしの夏から海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象が続いています。
先月の平年との差は2.7度と、前の月より0.3度低くなり、気象庁は、最盛期を過ぎて若干弱まったとしています。ただ、依然として高い状態が続いたため、先月は西日本や東日本などで月の平均気温が平年より高くなったほか、沖縄・奄美では、低気圧や前線が繰り返し通過し、記録的な降水量となりました。
気象庁によりますと、エルニーニョ現象は、今後、徐々に弱まり、夏には平常の状態になる可能性が高いものの、春の訪れは平年より早くなる可能性があるとしています。
気象庁気候情報課の吉川郁夫予報官は「今回のエルニーニョ現象は、若干弱まったといっても、海面水温の平年との差がまだかなり高い状態が続いているため、春の訪れが早くなるなど影響は続くとみられる」と話しています。
先月の平年との差は2.7度と、前の月より0.3度低くなり、気象庁は、最盛期を過ぎて若干弱まったとしています。ただ、依然として高い状態が続いたため、先月は西日本や東日本などで月の平均気温が平年より高くなったほか、沖縄・奄美では、低気圧や前線が繰り返し通過し、記録的な降水量となりました。
気象庁によりますと、エルニーニョ現象は、今後、徐々に弱まり、夏には平常の状態になる可能性が高いものの、春の訪れは平年より早くなる可能性があるとしています。
気象庁気候情報課の吉川郁夫予報官は「今回のエルニーニョ現象は、若干弱まったといっても、海面水温の平年との差がまだかなり高い状態が続いているため、春の訪れが早くなるなど影響は続くとみられる」と話しています。