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ナイジェリア 避難民キャンプで自爆テロ58人死亡2月11日 6時57分
西アフリカのナイジェリア北東部で、避難民キャンプを狙った自爆テロが起きて少なくとも58人が死亡し、地元のイスラム過激派組織、ボコ・ハラムが軍の攻撃に対する報復として行った犯行だとみられています。
ナイジェリア北東部のボルノ州にある避難民キャンプで9日朝、2人の女が大勢の住民がいる中で身に着けていた爆弾を爆発させました。電話線なども破壊され、翌日になるまで事件の詳細が伝えられませんでしたが、この自爆テロで少なくとも58人が死亡し、大勢のけが人が出ているということです。
このキャンプには、地元のイスラム過激派組織、ボコ・ハラムによる襲撃やテロから逃れようと大勢の住民が避難しています。実行犯は避難民に偽装してキャンプの中に紛れ込んだということで、その手口などからボコ・ハラムが軍の攻撃に対する報復として行った犯行だとみられています。
ボコ・ハラムは、ナイジェリアやその周辺国で襲撃を繰り返すとともに、拉致した女性などに強要して自爆テロを次々に起こしています。
今回の事件では、自爆テロを直前になって取りやめた女1人が当局に投降し、自分の家族がキャンプに避難しているため自爆をためらったと供述しているということで、実行犯は拉致された女性の可能性も出ています。
このキャンプには、地元のイスラム過激派組織、ボコ・ハラムによる襲撃やテロから逃れようと大勢の住民が避難しています。実行犯は避難民に偽装してキャンプの中に紛れ込んだということで、その手口などからボコ・ハラムが軍の攻撃に対する報復として行った犯行だとみられています。
ボコ・ハラムは、ナイジェリアやその周辺国で襲撃を繰り返すとともに、拉致した女性などに強要して自爆テロを次々に起こしています。
今回の事件では、自爆テロを直前になって取りやめた女1人が当局に投降し、自分の家族がキャンプに避難しているため自爆をためらったと供述しているということで、実行犯は拉致された女性の可能性も出ています。