バレンタインデーについては、いくつかの説があるそうですが、有名なのは3世紀ごろのローマに実在していたバレンタイン司祭の説です。当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、強い軍隊をつくるため「故郷に残した家族を思って士気が下がらないように」と、兵士たちの結婚を禁止していました。
皇帝の考えに反対したバレンタイン司祭は、多くの兵士たちの結婚を執り行ってあげました。このため皇帝の怒りに触れ、ついには処刑されてしまったのです。この殉教の日が西暦270年の2月14日。以降、2月14日は、聖バレンタインの日としてローマカトリック教会の祭日となったそうです。
14世紀ごろになると聖バレンタインは愛の守護神とみなされるようになり、恋人たちが贈り物やカードを交換する風習ができたそうです。第一次世界大戦後にはアメリカでも恋人達の日として広まり、日本でも1970年代に「女性が男性にチョコレートを贈って愛を告白する日」として定着し、以降「義理チョコ」や「逆チョコ」などの贈り方も生まれ、現在のような形になっています。
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