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      東電「F5断層は非活断層」

      東電「F5断層は非活断層」

      東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原発について、原子力規制委員会の審査会合では防潮堤の下を走る「F5」と呼ばれる断層の評価が1つの焦点となっています。
      こうした中、東京電力は、10日の定例会見で規制委員会の求めに応じて実施した追加調査の結果を公表し、規制基準で認められていない「活断層」ではないと強調しました。

      原発の運転再開の前提となる新たな規制基準では、原子炉建屋など重要な施設の下にある断層が、地震を引き起こすおそれがある「活断層」ではないことが求められています。
      柏崎刈羽原発ではこうした重要な施設の下の断層が23本確認され、原子力規制委員会の審査会合で活断層でないかの議論が続いています。
      このうち、焦点の1つとなっているのが防潮堤や4号機の敷地の下を走る「F5」と呼ばれる断層で規制委員会は「評価するにはデータが足りない」と指摘しています。
      この「F5断層」について原発の再稼働を目指す東京電力は追加の掘削調査を行っていましたが、その結果について10日の定例会見で説明しました。
      この中では「F5断層」がどの地層まで伸びているか確認するため改めてボーリング調査を行ったということで、その結果、これまでの調査と異なった点は確認されなかったとしています。
      このため柏崎刈羽原発の横村忠幸所長は「これまでと同様今回も活動性はないという評価結果となった」と述べ、活断層ではないと強調しました。
      またこの追加の調査結果については、今月2日に原子力規制庁の職員が現地を訪れ、直接確認したということです。
      これまでの審査会合では「基準地震動」と呼ばれる原発やその周辺で想定される最大規模の地震の揺れを算出したデータも了承されていて今後、この「F5断層」の活動性がどう判断されるのかが注目されます。

      02月10日 16時18分