年初からの相場は、ハッキリ言って僕の想像を超えた厳しい展開でした。

日経平均は-17%、上海総合指数は-22%、ドイツDAX指数は-15.5%などとなっています。

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これに比べてタイSET指数は+1.2%、ジャカルタ総合指数は+3%、メキシコ・ボルサ指数は-1.4%と、おおむね新興国の株式市場のパフォーマンスの方が良いです。その一因は、去年、新興国通貨が大暴落したので、これらの国々の輸出競争力が改善したことにあります。

ドル/円は114円台に突入しています。今年はドル安を予想していたけれど……正直、こんなに急展開でドル安になるとは思っていませんでした。

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日経平均と円は相関性が高いので、円高になると株はダメです。2012年秋から続いてきた日本株の上昇局面は、どうやら終焉した模様。

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長期で見れば、2012年以降の日本株のブル相場は上昇幅、上昇期間ともかなり長い方で、むしろ例外的だと言うべきかもしれません。

今後はクソ面白くもない展開になってしまうことを早く覚悟した方が良いかも。