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ここちよく流れる

オーストラリアでミニマリストとシンプルライフの中間をゆるゆる目指しています。

ニガテ意識を乗り越えたきっかけ

ニガテ意識のあることっていくつかありますが、長年克服できないのが「車の運転」でです。去年一旦スタートした車の練習も早々に挫折しました。

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気の進まないことは何かのサイン

教習所で学んでいる時から運転に対してはニガテ意識が強く、特に必要に迫られることもなかったのでこれまで車なし生活でした。オーストラリアに来てますます「あったら便利、世界が広がる」とわかっても、どうしても気が進まなくて見送りつづけ今日に至ります。車の運転だけじゃなく「何となく気が進まない」「何となくいやな感じ」、とポジティブなイメージが持てないことは自分の感覚にしたがって基本的にやらないようにしています。

その時は訪れた

先日、相方が膝を捻挫しました。運転は何とかできるものの、左足でクラッチを踏むのが大変なのを見て「私、また運転の練習してみようかな」とふと口に出していました。相方の車はミッションのUte(後ろが荷台になってるトラックみたいな形。写真の車のような小さくてかわいいモノではありません~)。今回はドライブウェイから公道に出るまでいきなりバックの坂道発進からスタート。これまで直線の道でしか練習したことがなかった私。やっぱりダメだ、できない!と半キレで相方に訴えるも、「ゆっくりやれば大丈夫。行ってみよう~」と。「YOUは今どんな危険なことをやろうとしているかわかってない!」と脅しても「大丈夫」と。

褒められて育つ

そんな能天気な相方に背中を押され?何とか近所1周、そしてもう一周。カーブでのギアの扱いなんかも思い出してきて、あれ?意外と運転できてる?!さらには相方の「Good Job!」「You are doing well!」連発にも乗せられ、久しぶりの真剣な車の運転は「もう二度としたくない」ではなく「来週もやってみよう」という前向きな気持ちで終えることができました。褒められて育つ私のようなタイプには西洋式の「褒め」は効果あります。

ニガテ意識をとびこえる

これまでも「運転しようかな」という気持ちになったことは何度もありますが、今回は次へ続く大きな前進です。ニガテ意識を少しだけ克服できたのは、自分ができる、ということを自分以上に信じてくれる人がいたから。これまで周囲から「運転は向いてないんじゃない」と言われてきました。でも5年の付き合いになる慎重派の相方が「できる」と断言してくれたので、今回は自分よりもそっちを信じてみようかと思いました。そうすることで自分の世界がすこし広がるかもしれません。年齢を重ねるに連れ自分の器って自覚していくものです。その中で「足るを知る」ことは悪いことではないと思っています。が時にはチャレンジしてみるのもいいですね。違和感があることを無理してやったり、がつがつを自分から探し求めるようなチャレンジではありませんが、ご縁があった時、チャンスがあった時、なんとなく「その気」になった時は柔軟にトライしていきたい。まだまだ45歳。人生半分。車の運転を通じてそんなことを思う今日この頃です。

関連トラコミュ 

 ▶ より良く今を生きるために。
 ▶ 自分らしく気まま生活!
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▼約2か月前にも車について書いていました。どうも気になるテーマのようです。