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【SPEED・今井絵理子出馬へ】
会見詳報「政治は希望だと思います」「平和は願うだけでは守れない」
ダンスボーカルグループ「SPEED」のメンバーで歌手の今井絵理子氏(32)が9日、自民党本部で記者会見し、夏の参院選の比例代表候補として出馬する意向を表明した。時折、手話を交えながら出馬の理由などを語った。主なやりとりは以下の通り。
「今回、立候補を決意しました今井絵理子です。今日は初めてのこの場所なのですごく緊張していますが、きちんとお伝えしたいと思います」
「まず、私が決意した理由にはいろいろあります。21歳のときに、息子が(耳が)聞こえないという障害を持って生まれてきました。その時に初めて障害に関すること、そして子育てに関することを知りました。私は今まで歌しか知らなくてずっと生きてきました。そのときに息子に出会って『あっ、こういうのもあるんだな』と知りました」
「そこで、同じ境遇のお母さんたちに出会い、障害を持つ子供たちにも出会いました。その中で、障害に関して皆さん、知らないことがたくさんあると思います。それをまず知ってほしいと思い、そしてお母さんたち、障害を持っている子供たちが、より明るい希望を持てる社会作りをしたいなと思いました」
「私は、政治は希望だと思います。息子が大きくなったときに『この国で良かったな』って、『この国に生まれてよかったな』と思ってもらえるように、これから頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします」
--具体的に立候補を決意した直接のきっかけは。特に訴えたい政策は。自民党から出馬を考えた理由は何か