dsc05458

なかなか一人だと行きづらいという人も多い、カウンターの寿司屋。いったいどういうふうに注文するのが良いかもわからないし、チェーン店以外では値段表が無いのも当たり前である。

だけど、たまの贅沢に寿司屋はぜひ行きたい! でもどうやって頼むのがいいのかわからない! という人のために、今回は都内にある寿司店の板前さんに、「このお客さんツウだな」と思う注文方法ベスト3を聞いてみたぞ! 気になるランキングは以下の通りだ。

【寿司屋の板前に聞いた「このお客さんツウだな」と思う注文方法ベスト3】

3位:予算を言っておまかせで注文
「まずは上や特上を頼む人が多いですが、○○千円でおまかせと予算を言われて注文されると『この人慣れてるなぁ』と思いますね。お決まりだと定番のものを出しますが、おまかせは予算内でどれだけ美味しいものを出せるか組み立てる腕が必要ですから。」

2位:今日のいいとこでおまかせ! と注文
「3位と似たような理由ですが、『いいとこ』と言われるとヘタなものを出せないので、かなり緊張しますね。逆にその日に一番美味しいと思うものを出せるので楽ではあるんですが。」

1位:最初は一番安い並を注文
「一見さんで一人客、さらに最初は並しか頼まなかったらほぼ100%ツウだと思いますね。それで美味しかったら別で注文をくれるし、ダメだと思われたら並のお金だけお支払いただいてお愛想。寿司屋巡りをしている人の食べ方ですよ。」

……とのことだった。なんだか並を頼むと貧乏だと思われそうであえて上を頼んでいたが、寿司屋からすると並だけ注文する人は逆にツウだと思うらしい。

ちなみに “最初に玉子から食べる” など、ツウだと思われる定番をガチでやられるのは逆に「緊張してるのかな(笑)」と思ってしまうそうだ。

確かに予算を言っておまかせで注文する人はたまに見かけたが、やっぱり食べなれている人なんだなぁ。いつかはそんなかっこいい大人になりたいものである。

執筆:なかの
Photo:Rocketnews24
[ この記事の英語版はこちら / Read in English ]