日本のマイナス金利の影響を綿密に観察=韓国金融当局

【ソウル聯合ニュース】韓国金融委員会の鄭恩甫(チョン・ウンボ)副委員長は4日、日本のマイナス金利導入に関し、日本経済と韓国経済が密接な関係にあることを踏まえた上で韓国経済に及ぼす影響を綿密に観察すると述べた。

 世界経済と金融市場の点検会議の中で発言した。国際金融市場については、世界と中国の成長が鈍化する中、米国の利上げや中国金融市場の混乱、原油の値下がりなどで年初から先行き不透明感が増しているとした。

 一方、韓国の金融市場については主要国に比べるとまだ安定した状況といえるが、世界市場の不透明感を受け昨年6月以降、外国人投資家による韓国株の売り優勢が続いていると説明した。

 金融委員会は世界の状況をリアルタイムで把握するため、週1回、常任委員を中心に点検会議を開く方針だ。

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