李大浩がマリナーズとマイナー契約 春季キャンプ参加へ

【ソウル聯合ニュース】ソフトバンクからフリーエージェント(FA)となり米大リーグ移籍を目指していた李大浩(イ・デホ)内野手(33)が、シアトル・マリナーズと1年のマイナー契約を結んだ。韓国の李のマネジメント会社が4日、明らかにした。

 球団も李とのマイナー契約を発表したが、契約内容は公開しなかった。

 李のメジャー昇格は約束されていないが、マリナーズの春季キャンプに招待選手での参加が決まった。同キャンプでアピールし、25人の開幕ロースター入りを目指す。

 大リーグ機構(MLB)のホームページによると、李がメジャーに昇格すれば最大400万ドル(約4億7200万円)を受け取ることになる。

 李はマネジメント会社を通じ、韓国の野球関係者やファン、ソフトバンクなどに感謝の言葉を伝えた後、「メジャーリーグという最高の舞台で活躍できる機会を得られたことが何よりうれしい」とコメント。また、「レベルの高い競争を通じ、チームに役立てるよう自分の力を発揮したい」と意欲を示した。

 李は2001年に韓国プロ野球のロッテジャイアンツに入団、12年にFAで日本プロ野球に進出した。オリックスを経て、14年にソフトバンクに移籍。15年の日本シリーズでは5試合で16打数8安打、2本塁打、8打点を記録しシリーズ最高殊勲選手に選ばれるなど、チームの2年連続日本一に貢献した。ソフトバンクは残留を求めて好条件を提示したが、李は安定よりも最終目標だったメジャー挑戦を選んだ。

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