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一織「お疲れ様です、紡マネージャー。
先程の件ですが、どうしても考え直す気にはなれませんか?」
マネ「お疲れ様です、一織さん!
申し訳ありませんが、これだけは譲れません…。。」 「一織さんほどの分析力がある方なら、もうわかっているはずです。」 「アルバムのユニット曲は陸さんと一織さんでいきます!」 「WEB番組の反響といい、ファンメールといい、 おふたりのコンビを見たがっているファンの方が多くいらっしゃるんです!」
一織「マネージャー。あなたにだけは正直にお話します。
私は七瀬さんの実力を認めています。」 「だからこそ、彼を中心にIDOLiSH7をプロデュースしたいんであって、
彼と仲良くセット売りされたいわけじゃないんです。」
マネ「うう、そこまで嫌ですか…?
もしかして恥ずかしい、とか?」
一織「恥ずかしがってなどいません。
影でプロデュースに徹するために主力商品とは距離をおきたいんです。」
マネ「そんな…一織さんだってIDOLiSH7に必要な方です!
アイドルとして表立っていただきたく…」
一織「私は常に物事を俯瞰して見なければなりません。
目が近くなれば、客観的な判断が出来なくなるでしょう。」
マネ「…やっぱり、照れくさいんですねっ!?」
一織「人の話を聞いていましたか?」
マネ「おふたりは仲良しだから、きっと上手くいきますよ!
おふたりのユニット曲、今から楽しみです!」
一織「一方的にポジティブな励ましは結構です!
それにあの曲、嫌いじゃないんですけど、歌詞が……。」
マネ「素敵な歌詞ですよね!」
「一織さんと陸さんのイメージと曲の方向性をお伝えして、詞をつけてもらったんです!」 「おふたりのイメージにぴったりですよ!」
一織「あなたの目に私たちは一体どういう風に映っているんですか?」
マネ
一織「第一、私とユニットなんて七瀬さんが嫌がりますよ。
あの人は私を煙たがっていますから。」 「私が隣にいることで、 彼の本来の歌唱力を損ねてしまっては本末転倒です。」
マネ「そんな風に思ってたんですか?
陸さんは一織さんのこと嫌ったりしていませんよ。 ちゃんと大事な仲間だって、いい友達だって思ってくれていますよ!」
一織「そうでしょうか……」
マネ「そうですよ。私が保証します!
変なことで悩んだりして、一織さんってたまに、高校生って感じでかわいいですよね。」
一織
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一織「マネージャー、お疲れ様です。」
「今学校にいるんですが、この後は七瀬さんとユニット曲のダンスレッスンでしたよね。」 「七瀬さんらしい人物が、学校の校門に立ってるんですけど……。」
マネ「え? あっ、迎えに行かれたのかもしれませんね!
陸さんに連絡してみましょうか?」
一織「いえ。七瀬さんらしいというか完全に七瀬さんです。」
「あれだけ人に注目されながら、自覚しないでいられるのは七瀬さんしかいません。 四葉さんは人違いじゃないかと言っていましたが、たぶん嘘ですね。」 「今日は持っていなかった王様プリンを食べています。 七瀬さんに買収された模様です。」 「これは憶測ですが、 いきなり私を迎えに来て、驚かせようとしているんでしょうね。」 「まだ日直の業務があるから、私は帰れないのに。」 「あの人、いくつですか?」
【選択】
マネ「①18歳です」 一織「そういうことじゃありません。」
マネ「②驚いたふりをしてあげたら……」
一織「何故、私がそんなサービスを?」
マネ「③照れ臭いんですか?」
一織「身内が学校訪問したら誰だって恥ずかしいでしょう。」
一織「まったく、嬉しそうな顔で校舎を見上げて……。」
「あの勝ち誇った、にやにやした顔、見て差し上げたいですよ。 外は暑いのにこんな所まで来て、本当に仕方のない人だな。」
マネ「一織さん、なんだか嬉しそうです!」
一織「は? 馬鹿言わないでください。」
「七瀬さん、少し、バテている様子ですね。 この暑いのに日向で待ち伏せなんかするから……。」 「ああ、もう、見ていられないので行ってきます。 日直は四葉さんにお願いすることにしました。」
マネ「お、お疲れ様です。けんかしないでくださいね!」
一織「大丈夫です。
そっと近づいて、私から脅かしてやりますよ。」 「あの人の間抜け面を撮ったら写真をお送りします。」 |
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一織「マネージャー、お疲れ様です。
七瀬さんから連絡ありませんか?」
マネ「お疲れ様です。
何も連絡ありませんけど、どうしたんですか?」
一織「さっきまで一緒にいたんですが、
些細な事で機嫌を損ねていなくなってしまったんですよ。」 「まったく、どうしようもない人だな。」
マネ「けんかしたんですか!?」
一織「はあ、まあ。」
マネ「どんなことでけんかになったんですか?」
一織「つまらない理由ですよ。」
「七瀬さんが得意げに「一織はゲーセンに行ったことがないだろう。 連れて行ってあげるよ」と言い出したんです。」 (たぶん、彼が行きたかったんです) 「私は兄さんと何度か行ったことがあったのですが、 七瀬さんの顔を立てて大人しくついて行きました。」 「ところが、彼がなにをやってもど下手クソで。」 「「兄さんはもっとうまかったですよ」
「兄さんはこうやっていました」とコメントしていたら、」
「「兄さん兄さんってそんなに三月がいいなら三月とくればいいだろ、 このブラコン!」と捨て台詞を吐いてゲーセンを飛び出して行きました。」
マネ「あああ……。そんなことがあったんですね……。」
一織「この件に関して私にもいくつか反論があります。」
「一つ目、兄さんと来ればいいと言いましたが、私を誘ったのは七瀬さんです。」 「二つ目、ブラコンはあの人の方です。」
【選択】
マネ「①三つ目は?」 一織「アイドルのくせに音ゲーでBADを乱舞させる七瀬さんが悪い。」
マネ「②たしかに陸さんもブラコンですけど……」
一織「でしょう。あの人みたいな人種をブラコンと言うんです。」 「私と兄さんはクールな関係ですよ。」
マネ「③一織さんに褒めて欲しかったんじゃないですか?」
一織「いいですか。 褒め言葉にもきっかけやチャンスは必要でしょう?」 「七瀬さんはどのゲームをプレイしても高得点を出せないんです。 投入口に硬貨を入れる作業しか成功しないんです。」
一織「連絡がないならいいです。
私も少し探してみます。」 「まったくゲームが下手な上に面倒くさい人だな。」
マネ「そんなことおっしゃらないでください。
私に連絡してくださったってことは、陸さんのこと心配していらっしゃったんでしょう?」
一織「それなりにはね。」
マネ「陸さんはきっと、
せっかく一織さんを誘ったのに、三月さんと来た方が楽しいと言われているような気分になって悲しくなってしまったんですよ。」 「ゲームが下手っぴでも楽しかったって、ちゃんと伝えてあげてください。」
一織「別に楽しかったわけじゃありませんよ。」
「照れくさかったんです…。 兄さん以外とこんなところに来たのは初めてだったから。」 「アドバイスをする他に、 一緒に遊ぶ方法がわからなくたって仕方ないじゃないですか。」
マネ「でも、陸さんに誘われて、嬉しくなかったわけじゃないですよね!」
一織「まあ……。」
マネ「じゃあ、それを伝えてあげてください!
大丈夫。おふたりならきっと、すぐに仲直りができますよ!」
一織
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一織「七瀬さん、夜分遅くすみません。
もう眠ってしまいましたか。」
「今日はすみませんでした。
夕食の時も、上手く話せなかっただけで無視していたわけじゃないです。」
「あなたはもう、私と口を聞きたくないのかもしれないですけど。」
「誘ってもらえて嬉しかったです。
これは、私の責任だとわかっていますが、 私にはあまり友人がいません。」
「だから、嬉しかったのに、うまく振舞えなかったんです。」
「反省しています。ごめんなさい。」
「……返事しても、もらえませんか?」
マネ「一織さん、お疲れ様です!」
すみません! お風呂にはいっていました!」 「あれ?」
一織「あれ? あーーーーーーーー!!!!」
【選択】
マネ「①何を謝ってるんですか?」 一織「なんでもないです。決して上にスクロールしないでください。 私とあなたとの約束ですよ!」
マネ「②陸さん宛てじゃないですか?」
一織「違います! 違うんです! コピペミスです!!!」
マネ「③この文章チェックすればいいんですか?」
一織「必要ありません! 読まないで!! スクロールしないでください!!」
一織「なんでもありません。誤送信です。お気になさらず。」
「わーーーーーーーーー」 「わーーーーーーーーー」 「わーーーーーーーーー」
マネ「い、一織さん、ログを流さなくても」
一織
「ア」 「イ」 「ド」 「リ」 「ッ」 「シュ」 「セ」
マネ「やっぱり、おふたりはどこか似てる気がします。
仲直りできるといいですね!」
一織「読まないでって言ったじゃないですか!」
マネ「ブ」
「ン」
一織「やかましいです!」
マネ「FLY! HIGH! FLY!」
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マネ「一織さん、お疲れ様でした!」
「レコーディングだけでも大変だったのに、 終わった後にあんなサプライズを用意してくださっていたなんて……。」
一織「お疲れ様です、マネージャー。」
「七瀬さんが言い出したんですよ。あなたにお礼がしたいって。 だから、閉店後のうちの店をお貸ししたんです。」
マネ「一織さんのケーキとっても美味しかったです!
陸さんの焼きそばも!」
一織「喜んで頂けたようで光栄です。」
マネ「3人のパーティ、楽しかったです!
目の前で笑っているおふたりをみて、私も嬉しくなりました!」 「また、王様ゲームしましょうね!」
一織「少人数の王様ゲームはなかなかシビアでしたけどね。
まあ、楽しかったですよ。」
【選択】
マネ「①一織さんの逆立ちすごかったです!」 一織「逆立ちくらいは出来ますよ。 七瀬さんが脇腹を突かなければもっと逆立ちしていられました。」
マネ「②陸さんの涙もすごかったです!」
一織「泣いてくださいって王様の命令自体、私は恐ろしかったですけど。」 「しかし、あの人3分くらいですぐ泣きましたね。 何を考えて泣いたんでしょうか……。」
マネ「③モノマネするのは恥ずかしかったです」
一織「いや、そっくりでしたよ。いつ六弥さんのモノマネを習得したんですか。」
一織「まあ、今夜は気分のいい時間でしたね。
後で撮った写真を送りますよ。」
マネ「私の分も送ります!
おふたりのお写真すごくかわいいんですよ! ファンの方に見せたいくらい!」
一織「プライベートの流出はちょっと…」
マネ「冗談です!
一織さん、今日はありがとうございました!」 「『fly away!』早くファンのみなさんに届けたいですね!」
一織「そうですね。
私、この歌好きですよ。」 「あなたと、私と、七瀬さんの、たくさんの思い出がありますから。」 |
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マネ「陸さん、お疲れさまです。
アルバムのユニットについてご連絡させていただきました!」
陸 「マネージャー、お疲れさま!」
「アルバムのユニットって、MEZZO"みたいにオレたちの中で、 小さいグループを作るっていう話だよね。」
マネ「はい。MEZZO"のように独立して活動することはありませんが、
ライブなどではそのユニットで歌って頂きます!」 「ユニット曲やソロ曲は今後積極的に増やしていこうと思ってるんです。」 「ライブ中、MEZZO"の曲の時にみなさんが休憩できるように、 みなさんのユニット曲があるとMEZZO"も休憩できますから。」
陸 「なるほど! ユニット曲があると、ライブ構成的にも色々いいことがあるんだな!」
「たしかに、MEZZO"は出っぱなしで大変そうだったもんね。」 「オレは誰とユニットを組むことになるのかな? 1人だと緊張するから、ソロじゃないといいなあ……。」
マネ「陸さんには一織さんと一緒に歌ってもらおうと思ってます!」
陸 「一織と!?」
マネ「はい! おふたりの声は相性もばっちりですし、
一織さんは何かあった時に陸さんをフォローしてくれると思うんです。」 「ちょっと人に誤解されてしまう一織さんのクールなところも、 陸さんがいればフォローしてもらえると思って。」 「それに、おふたりのコンビは人気があるんですよ!」
陸 「そうなんだ! なんでだろう?
じゃあ、一織に怒られないように頑張らなきゃな。」
マネ「一織さんとのユニット、不安ですか?」
陸 「ううん!
一織とは良く一緒にいるし、あいつはしっかりしてるから心強いよ! コンビってちょっと気恥ずかしいけど、楽しみでもあるかな。」 「でも、歌詞がなんか……。なんていうか……。 これはどういう気分を歌った歌なのかな?」
マネ「陸さんと一織さんをイメージした歌ですよ!」
「おふたりの関係を事細かにお伝えして曲に歌詞を載せて頂いたんです! 陸さんと一織さんにぴったりですよね!」
陸 「あっ……。そうなんだ……。」
「歌うたび赤面しそうな気がするけど、
マネージャーのイメージ通りなら頑張るね……。」
マネ
陸 「一織はなんて?
俺とユニットなんて一織は文句言いそうだけどなー。」
マネ「大丈夫ですよ。一織さんも喜んでると思います!
おふたりのユニット、今からとても楽しみです!」 |
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マネ「お疲れ様です、陸さん!今どちらにいらっしゃるんですか?」
陸 「お疲れさま!
今ね、一織と環の学校に来てるんだよ。」 「この後ユニット曲のダンス練習だろ? 時間あったから、いきなり訪れてびっくりさせてやろうと思って!」
マネ「そうなんですか!
一織さん、きっと、びっくりしますね!」
マネ「まだ誰にも見つかってないんですか?」
陸 「大丈夫と思う!
環には見つかったけど内緒にしといてってお願いしたんだ。」 「王様プリン、差し入れに持ってきといて良かった。 一織のクラスメイトや先生にも会ったよ!」
【選択】
①「それはバレているのでは……?」 陸「内緒にしてってお願いしたから大丈夫だと思う!」
②「先生と何を話しましたか?」
陸「一織がお世話になってますって挨拶した。 一織は優等生だって褒めてたよ。」 「普段の一織くんはどんな感じですかって聞かれたから 口が悪くて生意気ですって言ったら驚いてた。」
③「クラスメイトと何を話しましたか?」
陸「一織のことを聞いたり聞かれたり。 近づきがたい感じって言われてたからびっくりした。」 「かわいいところや、泣き虫なところもあるんだよって教えておいた!」
マネ「ところで陸さん、暑いので日陰に移動したらどうですか?」
陸 「そうなんだよ、今日暑いよね!
でも日陰まで行くと校門から離れちゃうんだよなー。」
陸 「ん?なんで日向にいるって知ってるの?」
「あっ!一織が来た! 校門の影に隠れて、わって脅かしてみるな!」
陸 「成功したら報告する!」
マネ「陸さん、なにがあっても仲良く、けんかしないでくださいね!」
陸 「大丈夫!腰抜かした一織の写真送るよ!」
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+ | ... |
マネ「陸さん、お疲れ様です!」
「今どちらにいらっしゃいますか? 一織さんとケンカしたって聞いたんですけど……。」
陸 「お疲れさま、マネージャー。
ケンカしたって一織が言ったの?」
マネ「あ、いや、風の噂でと言うか……。」
陸 「あっ、そうか。誰かに見られちゃったのかな?
変な噂になっちゃったら、ごめんなさい……。」
マネ「いいえ…。なにがあったんですか?」
陸 「一織をね、ゲーセンに誘ったんだよ。
前に友達と行ったことないって言ってたし、」
「連れていってあげたら、一織がわーって感激するかと思ったんだ。 ほら、ユニット曲も一緒だし。もっと仲良くなれたならと思って。」 「でも、友だちと行ったことはないけど、 三月といったことはあったんだって。」 「そしたらさ、兄さんの方がうまかったとか、兄さんはこれは出来たとか、 そんな話ばっかするから言ってやったんだ。」 「そんなに言うなら三月と来れば良かっただろって! あいつ、人のことブラコンって言うけど、自分だってブラコンだよな!」
マネ「そ、それで一織さんと別れてしまったんですか?」
陸 「うん……。
勝手に帰ったのは悪かったけど、だって……。」 「喜ばせようと思ったのに、楽しく過ごそうと思ったのに、 あいつ文句ばっかり言うから、しょんぼりして、嫌になっちゃったんだ。」
【選択】
マネ「①きっと照れくさかったんですよ。」 陸 「何が照れ臭いんだ? 照れ臭くて文句言うっておかしくない?」
マネ「②きっと悪気はなかったんですよ。」
陸 「そりゃ、オレが下手くそなのが悪いけどさ……。」
マネ「③きっとむしゃくしゃしていたんですよ。」
陸 「気分次第で人に当たるのって良くないよな!?」
陸 「もういいんだ。
一織とユニットって言ったって仕事だし。」 「もっと仲良くなれればなんて、オレのお節介だったんだろうし……。」
マネ「そんなことありませんよ!」
「実は一織さんから連絡があったんです。 陸さんから連絡ないかって。 一織さん、心配してました。。」
陸 「本当?」
マネ「本当です!
おふたりはいいコンビですよ…!」 「私も、おふたりのファンも、おふたりが本当は素敵な仲だって知ってます! もっと、もっと、仲良しになればいいのにって思ってます!」 「だから、陸さんが一織さんをゲームセンターに誘ったと聞いて、 とても嬉しくなりました。」 「きっと、一織さんも嬉しかったはずです…!」
陸 「そうだといいけど……。」
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+ | ... |
陸 「一織、もう寝ちゃった?」
「まだ怒ってるよな。
夕飯の時も目え合わしてくんなかったし。」
「オレもちゃんと、ごめんって言えなかったし……。」
「でも、一織のカレー、多めに盛ったんだよ。
ごめんなさいって伝わったらいいなと思って。」
「昼間はごめんな。
オレが大人気なかったよ。」
「あの後も探してたみたいだって、みんなから聞いて反省したんだ。」
「本当は一織が帰ってきた時、すぐ謝るつもりだったんだけど、
なかなか口に出来なくて……。」
「怒って帰ってきちゃってごめんなさい。
一織のためになんて言って連れてったけど、 本当はオレが一織と遊びたかったんだ。」
「だから、三月と比べられて勝手にへそ曲げちゃったんだ。」
「まだ怒ってる?」
「仲直りしたいんだけど、だめ?」
マネ「お疲れ様です、陸さん!
すみません! お風呂に入ってました!」
陸 「あっ、いいよ、全然!
返事、もらえてすごく嬉しい。もう怒ってない?」
マネ「ん? 陸さん? なんのお話ですか?」
陸 「なにって昼間のことだよ。忘れちゃったの?」
「あっ、もう水に流そうってこと? 怒ってないってこと?」 「だったら、良かった! 明日からもよろしくな!」 「風邪ひかないように、ちゃんと髪乾かして寝るんだぞ。」
マネ「あっ、はい……。わかりました。」
陸 「いい子。じゃあ、おやすみな。」
【選択】
マネ「①待ってください!」 「陸さん! 私は一織さんじゃなくて、マネージャーの紡ですよ! トップ画よく見てください!」 陸 「えー?」
マネ「②私は紡ですけど……。」
陸 「紡はマネージャーの名前だろー。 マネージャーにも心配かけちゃったから、明日一緒に謝ろうな!」
マネ「③一織さんにはそんな風に話すんですか?」
陸 「いつもこうだろ?何言ってんの?本当はまだ怒ってる……?」
陸 「あっ」
マネ「気づかれましたか?」
陸 「うわああああああああ!
ごめんなさい! 忘れてください!! すごい恥ずかしい!!!」
マネ「ドンマイです! 仲直りできるといいですね!」
陸 「ひいいいい! ありがとうございます!><」
マネ「私はちゃんと髪を乾かして寝るので大丈夫です!」
陸 「わあああああああ!
変なこと言ってごめんなさい!」 「うう、恥ずかしい……。もう速攻で仲直りしてきます……。」 |
+ | ... |
マネ「陸さん、レコーディングお疲れ様でした!
おふたりのユニット曲『Fly away!』最高に良かったです!」 「早くライブで、ファンのみなさんの前で、公開したいですね!」
陸 「マネージャー、お疲れさま!
一織と2人でやるレコーディング楽しかったよ。」 「競うわけじゃないけど、お互いにどんどん良くなってる感触があって。」 「最初はびっくりしたけど、一織と一緒に歌えて良かったな! マネージャーはきっと、こういうのわかってたんだろうね。」 「オレたちがユニット組むこと、すすめてくれてありがとう、マネージャー。」
マネ「陸さんと一織さんの心がひとつに重なったからこそですよ!
今日はゆっくり休んでくださいね!」
陸 「あっ、待って!」
「後で一織からも連絡が行くと思うけど、今夜時間ある?」
マネ「私ですか?
今夜は特に残業や遅い時間の打ち合わせはありませんが……」
陸 「良かった!
今夜、一織と一緒にマネージャーにお礼がしたいんだ!」 「一織の実家のお店が閉店後スペース貸してくれるって言うから、 3人でご飯食べよう!」 「一織がマネージャーの好きなケーキ焼くし、 オレも焼きそばくらいだったら作れるから、パーティしよう!」
【選択】
マネ「①ぜひお願いします!」 陸 「やった!お店で待ってるから! 駅まで来たら連絡して! 迎えに行く!」
マネ「②お礼なんて……」
陸 「遠慮しないで、マネージャーのおかげだもん! オレたちだけだったら、まだけんかしてたかもしれないんだし!」
マネ「③3人でですか?」
陸 「そう! オレと一織とマネージャーの3人でごはんって珍しいよな! 今からすごく楽しみ!」
マネ「ありがとうございます、陸さん……。」
「素敵な歌を聞かせてくださっただけでも十分なのに、 私にまでこんな気を使って下さって……。」
陸
マネ「IDOLiSH7最高です!」
陸
マネ「陸&一織最高!」
陸 「それはなんか恥ずかしいから止めて……。」
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マネ「大和さん、ユニットソングの衣装合わせお疲れ様です!」
大和「あのさ。」
マネ「はい!」
大和「うちの衣装お願いしてるところってパーカーが好きなの?
付け耳が好きなの?」
マネ「どっちも好きなんだと思います!
今回の衣装、めちゃくちゃかわいいですよね!」
大和「22歳の成人男性が着るってわかって作ってる?」
マネ「すごくお似合いですよ!」
「お似合いといいますか、居心地悪そうな大和さんがかわいかったです!」 「そういった魅力を引き出したという意味で神衣装だと思います!」
大和「紡先生、大絶賛ですね。」
マネ「かわいめの衣装を見るたびに困惑しきって照れる大和さんの姿を、ファンのみなさんに伝えられないの毎回残念なんですよ!」
大和「うるさいっつの……。
しかし、ミツは似合うよなー。こういうの。」
マネ「めちゃくちゃかわいかったですよね!」
大和「かわいかったねー。ナギもはしゃいでたもんな。
ミツがフード下ろすたびにかぶせてた。」
マネ「さっき三月さんが大和さんに怒鳴ってたのはなんでなんですか?」
大和「新しい衣装来るたびに、1回は自分の衣装をミツに着せてるんだ。
衣装に着られてる感を確認するために。」
マネ「怒るってわかってて着させる大和さんもあれですが、ちゃんと着てから怒る三月さんもノリ突っ込みの天才ですね!」
大和「そうだな。
今回は俺とナギの分、2回ノリ突っ込みしたからな。」 「律儀な奴だぜ。」
マネ「ライブでユニットソングと衣装を披露するのが楽しみです!」
大和「俺は指差して笑われないか心配だよ……。」
マネ「とんでもない! 絶対盛り上がりますよ!!」
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マネ「アルバムツアー、いよいよ開始ですね!
まずは大阪公演お疲れ様でした!」
大和「お疲れさん。」
マネ「ピタゴラスの時、すごく盛り上がりましたね!」
「miss you...もFly away!も、客席の近くまで行って自由にファンサービス、という曲ではないので…」 「ピタゴラスで思いっきりやって頂けて良かったです!」
大和「その件だけど、お兄さんいつか死ぬと思うわ。」
マネ「え!?」
大和「ステージを走り回ってファンサービスしてるうちに、めちゃくちゃミツとナギのテンション上がってくるじゃん?」
「そのMAXのテンションで全速力でこっちに飛びかかってくるじゃん?」 「2回ステージに転がされたからな……。」
マネ「客席すごく盛り上がってましたよ!!」
特に……」
【選択】
マネ「①三月さんとハイタッチしてたところ!」 大和「あれよく見えなかったかもしれないけど、ハイタッチに見せかけて、床蹴って全身で飛びかかってきたから。」 「プロバレーボールのアタックと同じ姿勢だったから。 あの後、必死に踏ん張ってミツを抱き支えてるからな?
マネ「②ナギさんとハグしてるところ!」
大和「あれよく見えなかったかもしれないけど、ぐいーって腕引っ張られて、ぐーってハグされて、ぐわーって頬押し付けられて…」 「頭がっつん当たって、持ち上げられて俺の踝浮いちゃってるから。 完全にホールドされてるから。」 「息止まって肋骨折れるかと思ったからな?」
マネ「③3人で移動してたところ!」
大和「あれ、スムーズに移動してるように見えただろ?」 「全然お兄さんがコントロールしてるから。 ナギもミツも人の腕掴んで、別々の場所に行こうとしてるから。」 「2人で引っ張られて関節外れそうだったから。 死ぬ気で「こっちだよー」ってしてるからな?」
大和「そんな感じで、俺的にユニットソングコーナーはプロレスですよ。」
「全力であいつらがこっちに走ってくるたびに「うわー来るぞー来るぞー」って冷や汗かきながら受け身の準備してるから。」
マネ「お、お怪我には気をつけて欲しいですけど、今の盛り上がりはキープして欲しいです! 大好評なので!」
「攻撃は最大の防御なので、大和さんもやり返してみたらどうですか?」
大和「最大の防御か……。
次の公演では俺から先に行って2人に身を持って知らせるとするか。」 |
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マネ「お疲れ様です、大和さん。もうホテルに戻られてますか?」
大和「戻ってるよ。
せっかくみんなで飯食う予定だったのに行けなくてごめんな。」 「楽しかったか?」
マネ「名古屋の美味しいごはん満喫していました!」
「コンサート後に楽屋に訪ねられてた方、有名な演出家ですよね。その方とお食事に行かれたんですか?」
大和「まあ、そんなところ。」
マネ「お知り合いなら良かったです!」
「三月さんがまだ戻ってないって心配されていたので、明日もお仕事ですし、私も気を遣ってお引止めすべきだったかと。。」
大和「そんな飲みすぎてないから大丈夫。」
マネ「だったら、良かったです!
明日もみなさんで仲良くお仕事頑張りましょうね!」
大和「マネージャー、探りいれるの下手だなあ。
ナギから連絡あったんだろ?」
マネ「そんなことは全然ないです!」
「でも、もし、ナギさんと気まずくなるようなことがあったとしたら、ナギさんは大和さんのためを思って言ったんだと思いますよ。」
大和「あいつ落ち込んでた?」
「まあ、あれだ。ちょっと俺の昔のこととか聞かれて、つい怒鳴っちまったんだ。」
【選択】
マネ「①心配されてました」 大和「やっぱ話してんじゃんかー」
マネ「②なんのことだかわからないです」
大和「マネージャーは義理堅いなあ」
マネ「③酔ってたんだから仕方ないですよ」
大和「あんな怒鳴るつもりじゃなかったんだけどな……」
大和「あいつ、たまに怖いからさ。」
マネ「ナギさんがですか?
ナギさんは子供っぽい時もありますが、紳士的ですし、怖いところなんて……。」
大和「日頃はきれいなペットを飼ってる気分だよ。
だけど、その目がじっと見透かしてきそうで怖くなるんだ。」 「責められてるような気分にもなる。 そうなると、メンバーに……特にミツに申し訳なくってさ。」 「あいつは頑張り屋だし、アイドルになるの、子供の頃からの夢だったから。」
マネ「子供の頃からの夢だと、どうして申し訳なくなるんですか?
大和さんは今、同じ事を頑張ってくれるじゃないですか。」
大和「同じ夢かな、果たして。」
マネ「どういう意味ですか……?」
「話してくれませんか、大和さんのこと。」
大和「あー、酔ってるから喋ると思ってる?」
マネ「ちょっと」
「これがチャンスなら逃したくないです」
大和「正直なやつ」
マネ「怒りましたか?」
大和「お兄さんのこと知りたい?」
「どのくらい知りたい?」
マネ「全部です。」
大和「なら、約束して」
「俺を1番に考えて、何を聞いてもがっかりしないって」 「そしたら」
マネ「大和さん?」
「大和さん? 寝たんですか? このタイミングで???」 「もー! 明日の朝このラビチャを見ていっぱい公開するといいです!!!」 |
+ | ... |
マネ「大和さん、お疲れ様です!
昨日は良く眠れましたか?」
大和「おかげさまで。」
マネ「良かったです!」
大和「大人じゃんー」
マネ「何がですか?」
大和「昨夜の話、振ってこないなんて」
マネ「大和さんは振ってきたから子供ですね。」
大和「言うようになったな……」
マネ「そんなに毎回からかわれたりしません。
今どちらですか?」
大和「ひつまぶしの店に来てる。
ナギと一緒にミツに引っ張られてきてさ。」
マネ「仲直りできました?」
大和「したよ。めちゃめちゃ謝った。
怒鳴っちまったこと、ミツにしこたま怒られてさ。」 「あいつもお節介なやつだよな。 まあ、でも、あいつが取りなしてくれたおかげで、ナギもなんとか普段通りに戻ってくれた。」
マネ「ナギさん、つんってされてました?」
大和「つんの方がまだましだよ……。」
「目が合うたび、ため息ついて肩落としてさ……。 罪悪感で胃が締め付けられそうだった……。」
マネ「それは想像しただけでも私も胃に来ますね……。」
大和「怒ってたのはミツの方だな。
迫力に押されて、俺も平謝りしか出来なかったよ。」 「「はい……。はい……。すみませんでした……」つってたよ。 なんで、あんなちっちゃいのが怖いのかねえ。」
マネ「大和さん、ちょっと三月さんに弱い所ありますよね。」
大和「俺が?」
マネ「適当でいいじゃんって言っていても、三月さんに真剣にやれって言われるといつも譲ってます。」
大和「そりゃなー。頑張ってるやつ見るとなー。
しかし、このユニット、あのちっちゃいのに手綱握られてきたな……。」
【選択】
マネ「①なんて怒られたんですか?」 大和「人に心配されたくないなら、心配されないような態度つらぬけって。」 「つってもさー。あいつだってそういうところあるじゃんな。」 「人に心配されないように自分の気持ち言わないよなー。」
マネ「②大和さんがリーダーじゃないんですか?」
大和「ステージに転がされたり、正座で説教されてるうちに、だんだんその自信無くなってきたな……。」
マネ「③ひつまぶし美味しいですか?」
大和「うまいよ。 お詫びに奢りますつったら、こいつら超食うわ。」 「なんだかんだ、ミツはタマの次に食うし、ナギもゆっくりだけど食う方だし。」 「寿司屋に連れて行かなくて良かった……。」
大和「まあ、おかげさまで、仲直りできそうです。
心配かけてごめんな。」
マネ「いや、それを聞いてほっとしました!
私もファンも仲良しなみなさんが大好きですよ!」
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+ | ... |
マネ「大和さん、お疲れ様です!」
「ナギさんから写真見せてもらいましたよ! 遊園地楽しそうでしたね!」
大和「ああ、いい感じにしなびた遊園地でな。」
「いつ乗り物が壊れるかってすごいスリリングだったよ。」
マネ「あ、新しい楽しみ方ですね。。」
大和「まあ、小さいところだったし、平日だったから、人も少なくてのんびり回れて良かった。」
マネ「他の人にバレたりしませんでしたか?」
大和「1組のカップルだけ? なんでこんなところ来てるんですかって言われた(笑)」
マネ「本当に小さな遊園地だったんですね…!」
大和「彼氏の方に「そっくりそのまま返すわ!」つったら、「高校の時にここで告白して付き合うことになった思い出の場所なんです」」
「から始まって、しばらくノロケられてさ。」
マネ「微笑ましいエピソードですね!」
大和「野郎3人で来てる自分の身を振り返って、「アイドルとは……」って哲学的な気分になった。」
マネ「元気出してください!」
「昨日はきゃーって言われてたじゃないですか! それに、メンバーと遊園地って絶対楽しいはずです!」
【選択】
マネ「①何が楽しかったですか?」 大和「売店で食った焼きそばが懐かしい感じの味でうまかった。」
マネ「②三月さんの様子は?」
大和「受付で学生証を提示すれば学割になるって言われて顔がひきつってたなー」
マネ「③ナギさんの様子は?」
大和「すげーはしゃいでたよ。 バイキングに乗りすぎて酔ってた。」
マネ「わああ、楽しそうですね…!
3人の絆が一層深まったみたいで何よりです!」
大和「そうだな。次はマネージャーも一緒に行こう。」
マネ「はい! ぜひ連れて行ってください!」
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マネ「三月さん、ユニットソングの衣装合わせお疲れ様です!」
三月「お疲れさまー!
大和さん、照れまくってて超ウケたな!」
マネ「もじもじしててかわいかったですよね!
うさぎパーカーのときもめちゃめちゃ照れてました!」
三月「たしかにファンシーとは掛け離れた眼光してんもんなー、あの兄さん。」
「だけど、アルバムのユニット、この面子になって嬉しいよ! 普段から気心知れてる奴らだしさ!」
マネ「みなさん、仲いいですもんね!
普段は3人でどんなことをしてるんですか?」
三月「特にこうってわけじゃないんだけど…。」
「何をするにしろナギはずっと構ってオーラ出してくる感じで、大和さんはさっとなんかを手伝ってくれる感じかなー。」 「でも基本、大和さん1人が好きじゃん。 ホテル泊まる時もシングル先に取るしさ。」
マネ「みなさんで宿泊する時はどうしても、ツイン3部屋とシングル1部屋ですもんね。」
三月「そうそう。
だから、この前、驚かせてやろうと思って、ナギと2人でホテルの部屋に突撃しようかって話になって。」
マネ「面白そうですね!」
三月「話してるうちに盛り上がってきて、WEB番組で使えるかもしれないから、カメラ回そうか、とか言ってさ!」
「じゃあ、ビビらせるために強盗のふりした方がいいんじゃね?とか言って、目出し帽とかかぶって。」
マネ「ず、随分本格的にやっちゃったんですね。」
三月「そんで「うわー!」って突撃したら大和さんビビっちゃって。
泣いて命だけは助けてくださいって頼むわけ。」
マネ「大和さんがですか!?」
三月「うん。オレらも申し訳なくなってさ、青ざめながら、速攻、正体ばらして謝ったんだ。」
マネ「え、演技ですよね…?」
三月「演技だった……。
しかも、計画に気づいてたらしくて、撮影されてた……。」
マネ「すごいなあ、大和さん! 完全に上手ですね!」
三月「あの日から「気まずそうに目出し帽を脱ぐ三月とナギ」って動画、人質にされてんだ……。」
「あんなもの一織に見られたら…オレは…。。」 |
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マネ「アルバムツアー、いよいよ開始ですね!
まずは大阪公演お疲れ様でした!」
三月「お疲れさまー!
大阪のお客さんノリ良くて、すごい盛り上がったな!」
マネ「はい! ユニットソングもめちゃくちゃ盛り上がりましたね!」
「miss you...もFly away!も、客席の近くまで行って自由にファンサービス、という曲ではないので…」 「ピタゴラスで思いっきりやって頂けてよかったです!」
三月「すげー楽しい!
中央に戻ってくるペース配分わかんなくてダッシュしまくったけど!」
マネ「三月さん、端から端までファンサービスしてくださいましたもんね!」
三月「みんなの顔見てたら止まんなくなっちゃってさ!
オレ、飛びついて、大和さん転がしちゃったw」
マネ「見てました! 盛り上がってましたよね!」
三月「あの後、ナギにも飛びかかられて転がってたんだって?」
マネ「そうですね!
ナギさんのテンションもやばかったですから!」
三月「あいつ、やばかったよな!
ナギはだんだんライブしてるうちに寮にいる感じになってくんだよ!」
ナギ「くつろいでくるってことですか?」
三月「なんつーか、オレもそうだけど、最初の方は「成功させるぜ!」とか「格好良く決めるぜ!」って気持ちなんだけど」
「終盤になってくると「ファンのこと大好き……」とか「このメンバーでよかった……」って気持ちにじわじわなってくんだよな。」
マネ「そうなんですね…!」
三月「そうなってきた時、ナギから出てるオーラが、ステージの上にいながら、寮にいるオーラなんだよな。」
「メンバー大好きみたいな。家族に感謝するクリスマスみたいな。」
マネ「だから、メンバーと目が合うたびにハグするんですね!」
【選択】
マネ「①ナギさんのこと理解されてるんですね!」 三月「言った通り、最初と後半でハグのテンションが変わってくるから、「あーまだ社交的だ」とか「メンバー愛盛り上がってる」とか察してる。」
マネ「②普段からハグ多いですよね!」
三月「多いよな!」 「親しくなってからはメンバー全員に対して寝る前はハグするからな。 しないで部屋にこもってたら、わざわざ部屋に来てするくらいだから。」
マネ「③今日はエアキス多かったですね!」
三月「頬合わせるあれなー。 ナギ的にはあれがMAXの親愛表現っぽいよな。」 「最初されたときはひいたけどな。」
マネ「ナギさんの挨拶のおかげでライブも盛り上がって感謝しています!」
「日本人は恥ずかしがり屋ですけど、ナギさんが颯爽と決めてくれると、他のメンバーも盛り上がってくれますからね!」
三月「そうだな!
そう言えば、マネージャーにもハグしてるところは良く見るけど、キスはやっぱりエアキスなの?」
マネ「いえ。ちゃんと頬に唇が触れてるやつです。」
三月「ちゃっかりしてんな、あいつ!!!」
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三月「マネージャー、お疲れ様。大和さんから連絡あった?」
マネ「三月さん、名古屋公演お疲れ様でした!
大和さん、まだ戻ってないんですか?」
三月「楽屋に来たあのおじさんと飯食いに行ったぽい。」
「いやそうな顔してたから、気になってたんだけどさ。 オレたちに詮索されたくなかったっぽくって、さっさと行っちまったんだ。」
マネ「名刺をいただいたんですが、有名な演出家の方でした。
大和さんのお知り合いみたいだったので、お邪魔するのも悪いかなと思っていたんですが……。」
三月「大和さん、触れられたがんないからなー
業界人の知り合いが多いことについて。」 「まあちゃんとホテルに帰ってこれるならいいんだけどさ。」
マネ「三月さんにも理由を話されないんですか?」
三月「話さないね。まあオレも聞かないし。」
「大和さんは適当にやってるお気楽男に見られたいんだよ。」 「男がこう見られたいって時に「本当はこうなんじゃねえの?」って、言ってやんのは無粋じゃんか。」
マネ「無粋、ですか……。」
三月「そうそう。」
「オレも大丈夫っつってる時に「いや、本当は大丈夫じゃないだろ?」って言われたくねーもん。」
マネ「三月さんらしい意見ですね。
女の子同士だとどうしても「大丈夫?」とか「無理しないでね」って言っちゃいますけど。」
三月「あはは! 男なんて格好つけたいだけだから!
気になることがないわけじゃないけどさ!」
【選択】
マネ「①大和さんも格好つけてるんでしょうか?」 三月「あの人は根が格好いいのに格好良く見られたがらないとこが格好つけ」
マネ「②気になることって?」
三月「オレが子供の頃からアイドルになるのが夢だった話する時とか、オレが一生懸命頑張ってる時とか、たまーに申し訳無さそうな顔すんだよな。」 「オレに悪いことしてるみたいにさ。」
マネ「③三月さんは格好いいですよ!」
三月「ありがとう! マネージャーにそう言ってもらえると、見栄を切ってる甲斐があるよ!」
三月「まあ、そのうち戻ってくるだろ。べろべろに酔ってなきゃいいけど。」
マネ「二日酔いの薬、用意しておきますね。それと……」
「私は格好つけてる三月さんも、格好悪い時の三月さんも、やっぱり、格好いいなって思っちゃうと思います。」 「だから、無粋かもしれないですけれど、弱いところも見せて欲しいですよ。」
三月「やばい」
マネ「なんですか?」
三月「ポリシーに反してぐっときた」
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マネ「三月さん、お疲れ様です!
帰りの新幹線までゆっくり観光楽しんでくださいね!」
三月「マネージャー、お疲れ様!」
「昨日は心配してくれてありがとうなー!
朝大和さん説教してナギに謝ってもらったよ!」
マネ「そうですか! 仲直りできましたか?
あの後、ナギさんと大和さんがケンカしたと聞いて心配だったんです。」
三月「大丈夫、大丈夫!」
「大和さんもナギも基本的に思いやりのあるいい奴だからさ! きっかけがあれば、すぐ元に戻れんだって!」
マネ「ケンカの理由は何だったんですか?」
三月「昔の知り合いに不本意なお説教受けてむかむかしてるところに、ナギに根掘り葉掘り聞かれて頭にきちゃったんだって。」
「まーどっちも悪いわ。 八つ当たりする大和さんも、空気読まないナギも。」
【選択】
マネ「①大和さんが謝ってくれて良かったです!」 三月「ちゃんと朝から反省してたよ!」
マネ「②ナギさんが元気出て良かったです!」
三月「あいつは単純だからさ、みんなが和気あいあいしてりゃ元気になるんだよな!」
マネ「③三月さんのおかげですね!」
三月「なんもしてないって! マネージャーこそ心配してくれてありがとうな!」
三月「そんなわけで、大和さんがお詫びに飯おごってくれるって言うから、奢られに行ってくる!」
マネ「楽しんできてくださいね!」
三月「おう!
マネージャーも今度お兄さんになんか奢ってもらいな!」 |
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マネ「三月さん、お疲れ様です!」
「遊園地いかがでしたか? ごはんを食べた後、3人で遊びに行かれたんですよね!」
三月「お疲れ様!」
「小さな遊園地だったけど、久しぶりで楽しかったよ! 平日だったけど子供連れ多かったなー!」
マネ「誰が行こうって言い出したんですか?」
三月「ナギだよ。
大和さんが観光付きあうつったら、近くに遊園地があるから行きたいって。」 「子供に混ざってメリーゴーランド乗ったりして面白かった!w ナギがいっぱい写真送ってたろ!」
マネ「はい! みなさんのコスプレ写真も見ましたよ!」
三月「海賊のやつか! 写真館があって、ナギがやりたがったんだよ!」
マネ「お店の人に気づかれませんでした?」
三月「おばちゃんだったから大丈夫だった!
逆にちょっと寂しかった……。」
「「テレビで見たことある3人組だけど、あんたたちTRIGGER?」って聞かれた。」
マネ「3人組だからTRIGGER! なるほど!」
【選択】
マネ「①なんて答えたんですか?」 三月「否定したんだけど納得してくれなかったから、後半は居直ってTRIGGERぶってた。」
マネ「②誰が誰に似てたんでしょうね?」
三月「オレの口からあんまり言いたくないけど、ただのシルエットじゃねえか……?」 「でかい・ちいさい・でかい。みたいなところが……。」
マネ「まだまだ売り出さないとですね!」
三月「なー! 次に来た時は「あーIDOLiSH7だ!」って言ってほしいな!」
マネ「地方観光、満喫されたようで良かったです!
スケジュール大変でしたけど、またツアーしたいですね!」
三月「うん! 地方のファンの子たちに会えるのすごく楽しかった!
もっともっと他の場所にも行きたいな!」
マネ「5大ドームツアー出来るように頑張ります!」
三月「頑張っていこう! 明日からまたよろしくな!」
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マネ「環さん、お疲れ様です!」
「『miss you...』のMV素敵な仕上がりでしたね!切ない歌声もあいまってきゅんとしました…!」
環 「おー」
マネ「昨夜みなさんでMV視聴会したんですよね? 反応どうでしたか?」
環 「ひいてた」
マネ「えっ」
環 「俺とそーちゃんが仲良さそうだったから」
マネ「お、おふたりは仲がいいですよ!」
環 「笑って見つめ合ったり、くっついたり、背中合わせになったりしてたから」
「ヤマさんに一時停止されて、おまえら同じ顔してみ?って言われた」
マネ「上手く出来ましたか?」
環 「しない。そーちゃんノリわりーもん」
「かわりに寮で俺らのPVの再現が流行ってる」
マネ「どういうことです…?」
環 「台所やソファでやたらみんな背中合わせになる」
「俺はそれをチョップで切る係」
マネ「MEEZZO"のMV完成をみなさんお祝いしてくださってるんですよ!
『miss you...』はきっと大ヒットしますね!!」 |
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環 「MV撮り直したい」
マネ「ど、どうしたんですか!?」
環 「MVで仲良さそうにしてるせいで、俺ら仲良しだと間違えられてんの」
「毎日背中合わせでにこにこしてると思われてる」
マネ「流石にそれは誤解ですね…?」
環 「そーちゃんまで一緒に嘘吐く。
仲いいんですかって聞かれて「はいいつも一緒にご飯食べてます」って。」
マネ「それは嘘ではないですよ! 寮でごはん一緒に食べてるじゃないですか!」
環 「はいが嘘じゃん!!!!」
マネ「嘘じゃありませんって!
壮五さんは環さんと仲良くしようと色々考えてくださってますよ。」
環 「だってさ」
「仲いいって言うから、俺のこと嫌いなわけじゃないのかな?と思ってもさ」 「俺がすること全部怒んだもん」 「りっくんやナギっちには優しくするくせにむかつく」
マネ「環さん……」
【選択】
マネ「①一度どんなことで怒られるか考えてみましょう!」 環 「なにしたって怒んの」
マネ「②環さんのためを思って怒ってるんですよ!」
環 「じゃあなんで俺のやなことゆーの」
マネ「③環さんにも優しくしてくれますよ!」
環 「たまに優しい時もあるけど……」
マネ「きっと壮五さんも環さんのこと考えて、変わってくれますよ…!」
「自由奔放なところは環さんの魅力の一つだと思います。」 「だけど、みんなで何かする時は、短所になってしまうことがあります。 私も、壮五さんも、環さんが他の人に嫌われるところは見たくないです。。」 「こんなこというと、私を嫌いになってしまいますか?」
環 「なんない。。」
マネ「良かったです!」
「じゃあ、壮五さんも一緒ですよ。」 「壮五さんは他の人に環さんが叱られないように、環さんのことを思って、先に叱ってくれてるんですから。」 「嫌いな人にそんなことは絶対にしませんから。」
環 「俺、」
「そーちゃんとうまくやりたい。」
マネ「やれますよ。大丈夫です!」
環 「今夜早寝する」
マネ「えらいです!」
環 「ありがと」
マネ
環 「俺の親父わがままだったから」
「俺がわがままで勝てなかったからおふくろ死んで理とも別れたから」 「わがまま強くなればいろんなもんに勝てると思ってた」 「うまく言えないけど」 「でも違ったのかも」
マネ「なんとなく、わかるような気がします。」
「環さんの不器用なところ、私も、壮五さんも、メンバーも大好きですよ。 今日はぐっすり休んでくださいね!」
環
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環 「マネージャーいる?」
「お腹にいいものってなに?」 「プリンはいいもの?」
マネ「お疲れ様です、環さん!
壮五さんのことなら大丈夫ですよ。」 「食事の時間になったら、またお粥作りにいきますね。」
環 「でも俺のせいだから」
「俺がなんかしないと」
マネ「傍についていてくださってるんですよね。」
「何かあったら、事務所に知らせてください。 それが今日の環さんのお仕事ですよ!」
環 「うん」
マネ「壮五さんの様子はいかがですか?」
環 「さっき寝た」
「仕事お休みにしちゃってごめんねって謝ってた そーちゃん悪くないのに」
マネ「きっと早く元気になって環さんと一緒に歌いたいんですよ。
環さんも無理しないで、ちゃんと休んでくださいね。」
環 「うん」
マネ「今は何してるんですか?」
環 「アルバム聞いてる」
マネ「誰のアルバムですか?」
環 「そーちゃんのおじさんの。
どんな人だった?って聞いたら貸してくれた」
【選択】
マネ「①おじさんの話してくれたんですか?」 環 「うん。 優しい人だったんだって。 そーちゃんの楽しいことは全部おじさんが教えてくれたんだって。」
マネ「②どんな曲なんですか?」
環 「優しくて明るい曲。 ちょっとそーちゃんに声が似てる。俺は好き。」
マネ「③環さんへの信頼の証ですね」
環 「信頼なのかな? すごく大事なもんだから、絶対壊さないようにそっとしてる。」
マネ「壮五さん、早く元気になるといいですね。」
環 「うん」
マネ「食事を作りに行った時は、環さんも手伝ってください!
お粥を混ぜるかかりですよ。お願い出来ますか?」
環 「うん。出来る。」
マネ「ありがとうございます!
美味しくなあれ、元気になあれって、おまじないかけながら作りましょうね。」
環 「うん」
「俺、そーちゃんみたいに優しい人間になる」 |
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環 「マネージャーいる?」
「どうしよ」
マネ「お疲れ様です、環さん!
今日は大阪で収録ですよね。何かありましたか? 予定では収録は終わっている時間ですけど……」
環 「終わったんだけど、えらい人には怒鳴ったらだめ?」
マネ「だ、だめです! どうしたんですか?」
環 「そうか」
「困ったな。。」 「お酒はお腹に悪い?」
マネ「あまり良くはないんじゃないでしょうか。。
少しくらいなら薬になると聞いたことはありますが……」
環 「やっぱり、えらい人に怒鳴ってもいい?
今日だけいい?」
マネ「な、なにがあったんですか?」
環 「そーちゃんがぐにゃぐにゃになってる」
マネ「ぐにゃぐにゃ!?」
環 「やっぱ怒鳴るわ。すまん。本当にすまん!!!!」
マネ「待ってください! もう少し説明してください!
なんで壮五さんがぐにゃぐにゃになってしまったんですか?」
環 「ぐにゃぐにゃってか斜め?」
マネ「斜め!?」
環 「だんだんむかついてきた。なんでこいつ一人でやろうとすんだろ。
もーそーちゃん連れて帰るわ。後で土下座しに来ればいいよな。」
マネ「もしかして、壮五さん、お酒飲まされてるんですか!?」
環 「そう言ってんじゃん!」
「俺が飲めないからって代わりに飲んでる。」 「お腹痛くしたばっかだからつったのに、むかつく親父がお酒は体にいいとか言って。」 「そうなんだーって思ったけど、そーちゃんどんどん傾いてくし。」
マネ「環さん、土下座は私がします!」
「店員さん捕まえてタクシー呼んでもらって、急な連絡が入ったのでって一言言ってもらって、壮五さん連れて出られますか?」
環 「わかった!」
マネ「本当に申し訳ありません!
現場に私がついていればこんなことにならなかったのに……。」 「お店出たら電話ください!」
「お疲れ様です!
先ほどの電話でもお伝えしましたが、おふたりが泊まるホテルの住所をここに貼っておきますね!」 「タクシーの運転手さんにそれを伝えて下さい!」
環 「マネージャーどうしよ」
マネ「どうしました!? タクシー来ませんか?」
環 「タクシー来たけどそーちゃんが消えた」
マネ「えーーー!?」
【選択】
マネ「①壮五さんに電話してみます!」 環 「電話しても俺が出る。そーちゃんの荷物全部俺が持ってる。」
マネ「②近くを探してみてください!」
環 「探してんだけどいねーんだけどどうしよマジで。。」
マネ「③壮五さんはどんな様子でしたか?」
環 「話通じなかった。ずっとくすくす笑って、ふらっふらだった。 振り返ったらいなくなってた。」
環 「いねーーーーーーーーーー」
「やべーMEZZO"の逢坂壮五知りませんかって聞いてたら人が集まってきた」
マネ「見つかりませんか…!?」
環 「いない」
「どうしよう。このまま一生会えなかったら」 |
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環 「いた!!!!!!!!!!」
マネ「いましたか!!!!!」
「良かったーーーーーーーーーーーーー!」
環 「キャッチに捕まってた」
「安くしてくれるんだってじゃねーーーー このやろーーーーー」
マネ「壮五さん、大丈夫そうですか?」
環 「わかんない」
マネ「え!?」
環 「ちょー機嫌いい。ちょー笑ってる。ちょー絡まってくる。」
「とりまタクシー乗った」
マネ「そ、壮五さん酔ってるんですね。相当飲まされたのかな……。」
「具合は悪くなさそうですか?」
環 「わるくな」
「すまん。スマホとられた。」 「そーちゃんがすげーいたずらすんだけど!!!」
マネ「すごく酔ってるんですね!? ちょっと見てみたいです……」
環 「俺もだんだん笑けてきた」
マネ「一心地ついたみたいで何よりです! 今は何をしてるんですか?」
環 「みんながいなくて寂しがってる」
「から慰めてる」 「ここは大阪で東京じゃないよって説明してる」 「いつから?だって」
マネ「ホテルには無事つけそうですか?
二日酔いになるかもしれないのでお水飲ませてあげてくださいね。」
環 「水な。わかった」
マネ「具合が悪くなりそうだったら、何時でも私に連絡してください。」
「環さん、大丈夫ですか?」
環 「スマホ齧られた」
マネ「え!?」
環 「ゲームしてると勘違いして拗ねて齧ってきた。こえーよ。。」
【選択】
マネ「①想像つかない……!」 環 「お酒こえーな!!!」
マネ「②、他に被害はありませんか?」
環 「そーちゃんがくすぐってきて文字打てない。あと指噛まれそう。」
マネ「③壮五さんはなんて……?」
環 「環君はいつもゲームばかりって。ゲームじゃねーのに。」
環 「あ、寝そう。寝かす。」
「スマホ持ってると齧られるからしまって寝かすな。」
マネ「わかりました。
環さん、なにからなにまですみません。」 「環さんが一緒で本当に良かったです!」
環 「おー」
「びっくりした。ひやひやしたけど、なんか」 「変な感じで楽しい。 俺がそーちゃんの世話焼いてるなんてさ。」
マネ「おふたりはベストコンビですから!」
環 「な。そーちゃんだって俺がいないとだめじゃんな?」
|
+ | ... |
マネ「壮五さん、お疲れ様です!」
『miss you…』のMV素敵な仕上がりでしたね! 切ない歌声もあいまってきゅんとしました…!」
壮五「お疲れ様です、マネージャー。
ありがとう。監督さんたちに感謝しないとね。」
マネ「昨夜みなさんでMV試聴会したんですよね? 反応どうでしたか?」
壮五「うーん……。困惑してたかな?」
マネ「え!?」
壮五「ほら、監督さんの指示でとても親しげな感じに撮ってもらっただろう?」
「普段はそんな近づいたりしないのに、兄弟みたいに距離が近かったから。」
マネ「確かに幼なじみか兄弟くらい仲良さそうなMVでしたもんね。」
「今はまだ新鮮かもしれませんが、きっとすぐに当たり前のMEZZO"の光景になりますよ!」
壮五「そうかな……?
でも、そうか。そうなった方がきっといいんだよね。」
マネ「お、押し付けるつもりではないんですけど……。
なにか不安がありますか?」
壮五「あ、いや! 嫌なわけじゃないんだ。」
「環くんは根はいい子だし、彼はスキンシップが得意なんだよ。 動作が自然だから僕もお手本にしなきゃと思ってるんだ。」 「陸くんやナギくんたちとじゃれあってる時なんか、見ていて微笑ましいなと思うよ」 「三月さんも上手いよね。ライブで盛り上がるから、見習わなきゃなと思ってるんだ。」
マネ「スキンシップに上手い下手ってあるんですかね……?
壮五さん、もしかして、環さんがどうとかではなくて、スキンシップが苦手なんですか?」
壮五「実はそうなんだ……。
僕は一人っ子だったし、学校の友人も肩を叩き合うような仲じゃなかったから。」 「僕にそういう風に接してくれたのは、亡くなった叔父さんくらいだったんだよね。」
マネ「そうだったんですか…!
男の人同士はあんまりべたべたしたりしないものですもんね。」
壮五「だけど、ライブでやると盛り上がるだろう?
誰かの腕を引っ張ったり、誰かの肩を組んだりすると。」 「MV撮影の時にも「もっと自然に」って何度も言われたし。 勉強しなくちゃと思って。」
マネ「スキンシップを勉強…。」
壮五「この前、環くんを肘で小突いてみたんだけど、目をまん丸にしてた。
たぶん、タイミングを外したんだと思う。恥ずかしいな……。」
マネ「どんな時に小突いたんですか?」
壮五「おはようって言われた時に。おはようって言いながらやってみたんだ。」
マネ「ちょっと違うかもしれませんね……?」
壮五「あ、やっぱり……?」
マネ「でも、そういう意味では環さんは距離が近い人なので、いい先生かもしれませんね!」
壮五「マネージャーにも距離が近い?」
マネ「はい! がしって頭を鷲掴まれます。手が置きやすいそうです。」
壮五「それは女の子に対してどうなのかな……?」
|
+ | ... |
マネ「壮五さん、一週間分のMEZZO"のスケジュールです。」
「目的地のアクセス方法は別のファイルに一覧にしておきましたが、タクシーでも構いません! その際は領収書をもらってきてください。」
壮五「お疲れさま、マネージャー。
丁寧に資料をまとめてくれてありがとう。助かるよ。」
マネ「いえ…!
本来なら事務所の人間が現場まで付き添うべきところ、お任せしてしまって申し訳ありません……。」 「現場で困ったことや、やりにくいことなどありましたら、無理しないでくださいね。 その際はこちらに連絡頂ければ対処します。」
壮五「大丈夫だよ。
どこの現場でもみんな優しくしてくれるから。」 「マネージャーこそ無理しないで。いつも気を使ってくれてありがとう。」
マネ「とんでもないです!
環さんとは上手くいってますか?」
壮五「そうだね。
遅刻や忘れ物が多くて困ることもあるけど、あの子はまだ高校生だから。」 「年上の僕が上手くフォローしていかないとね。」 「それに、環くんは学校もあるのに仕事も頑張っててえらいよね。 その分、僕が頑張らなきゃ。」 「あの子を妹さんに会わせてあげたいしね。」
【選択】
マネ「①本当に無理させてませんか…?」 壮五「大丈夫だよ。心配してくれてありがとう。 僕はマネージャーのほうが心配だけどな。」 「最近残業も多いみたいだから、体を崩さないように気をつけてね。」
マネ「②妹さん、見つかるといいですね。。」
壮五「そうだね。 大切な家族が行方不明だっていうのは、とても心配だと思う。」 「大変な環境で環くんは頑張ってきたんだな……。」
マネ「③壮五さんのご家族はどんな人なんですか?」
壮五「なんて言えばいいんだろう……。 一緒にいる時間は少なかったんだけど、厳しい人たちだったかな。」
壮五「環くんは僕が苦手なのかもしれないな。
一緒に動き回ってるうちに、彼を注意することが増えてしまったから。」
「他の時には優しくしてるつもりだけど、上手く伝わらなくて。」
マネ「そんなことないですよ!」
「環さんはたしかに注意するとふてくされる時もありますけど、壮五さんとうまくやっていきたいって言ってました。」
壮五「そうなのか……。」
マネ「壮五さんもわがままを言ってください。
環さんや、私や、メンバーに。」
「いつも壮五さんが気を使ってくれているのを感じます。 みんな、優しい壮五さんが好きですよ。
だから、少しでもお返ししたいんです。」
壮五「ありがとう。」
マネ「壮五さんがわがままを言ってくれた方が、環さんと話が弾むかもしれませんよ!」
壮五「わがままか。難しいな……。
わがままの言い方を僕は教わってこなかったから。」 「だけど、頑張ってみるよ。環くんと仲良くするためにも。」
マネ「頑張らなくていいんですよ!
わがままは頑張って言うものじゃないと思います。」 「もっと気軽に、私たちを家族だと思って、なんでも言ってください!」 「仕事とか関係ないことでもいいんですよ!」 「プリン食べたいとかビール飲みたいとかアニメみたいとか、 壮五さんの思ってること遠慮無く言ってください!」
壮五「もしも……」
マネ「はい!」
壮五「僕のせいでマネージャーや、メンバーのみんなに、トラブルを招くようなことが起きた時は、どうか許して欲しい。」
「みんなに迷惑かけないように、その時はどうするか、覚悟は決めてるから。」
マネ「壮五さん……?」
壮五「僕はIDOLiSH7もMEZZO"も大好きだよ。
マネージャーも、万理さんも、社長も大好きだ。」 「こんなに楽しかった時間は今までなかったから、だから大事にしていきたいんだ。」 |
+ | ... |
マネ「壮五さん、具合はいかがですか……?」
壮五「おかげさまで、大分良くなったよ。
色々と心配かけてごめんね。」
マネ「とんでもないです!
私の方こそフォローが出来ずに申し訳ありませんでした……。」
壮五「マネージャーのせいじゃないよ。
大丈夫だって言った僕に責任があるんだから。」 「社長にもお見舞いありがとうございますって伝えといて。」
マネ「また後程お伺いする予定ですけれど、何か必要な物はありますか?」
壮五「じゃあ、お言葉に甘えて、王様プリンを買ってきてくれるかな?」
マネ「プリンですか?」
壮五「環くんがずっと僕についていてくれてるんだ。
大丈夫だよって言っても、ずっと離れなくて。」 「さっき僕が目を覚ましたら、ベッドにもたれて眠っていたんだよ。 今も眠ってる。」
マネ「そうだったんですね。。環さん、すごく心配されてましたから。」
壮五「起こしても起きなかったから、今はブランケットをかけているんだ。
風邪を引かないといいけれど。」 「環くんと色々話をしたよ。 環くんのお母さんのこととか、妹さんのこととか、これからのこととか。」
【選択】
マネ「①お母さんの話って、どんなことですか?」 壮五「環くんのお母さん、急に亡くなってしまったんだって。 台所で倒れて、近所の人が救急車を呼んでくれて、そのまま病院から戻ってこなかったそうだ。」 「だから、僕が倒れた時、そのことが重なってすごく不安だったって。 不安にさせちゃって申し訳なかったな……。」
マネ「②妹さんの話って、どんなことですか?」
壮五「理ちゃんがどんな子だったとか。 施設に入ってからしばらく、環くんのお父さんが2人を返せって、何度もやってきたんだって。」 「怖がる理ちゃんを環くんはずっと必死に守ってたらしい。」 「連絡が途絶えても幸せにしてるものだと思ってたから、行方不明になってた時はショックだったって。 環くんはずっと、寂しかったんだろうな……。」
マネ「③これからの話って、どんなことですか?」
壮五「お互いにもっと、こうして欲しいとか、こうしていこうとか、そういう話。」 「僕は腹を割って話すのが苦手なんだけど、そういう態度が不安にさせてたんだろうなって反省したよ。」 「環くんなりに僕のことを考えていてくれたことがわかって、嬉しかった。」
マネ「わかりました!
では、後で王様プリン買っていきますね。」
壮五「うん。ありがとう。」
「マネージャー」
マネ「はい!」
壮五「この前、言ってくれただろう?
家族みたいになんでも言ってくださいって。」 「あの時、本当は少し戸惑っていたんだ。
僕の家は家族に何でも言えるような家庭じゃなかったから。」
マネ「そうだったんですか……。」
壮五「でも、今はわかる気がする。
それがどういうことなのか。どんなに嬉しいことなのか。」
マネ「壮五さん……。」
壮五「ありがとう、マネージャー。
心から感謝しているよ。」 「家族には勘当されてしまったけれど、君たちに出会えて本当に良かった。」 「今はまだ、わがままを言ってと言われてもとっさに言葉が出てこないけど…。
次に聞かれた時には即答できるようにする。」
「これからもよろしくね。」
マネ「はい!
これから、って言ってくれて嬉しいです。」 「覚悟を決めてるって言われた時、壮五さんがどこかに行ってしまいそうで寂しかったから……。」 「私たちと一緒にいるって、そう思ってくれて、本当に嬉しいです。」 「ふつつかものですが、 これからも、ずっと、ずっと、よろしくお願いします!」
壮五「それはちょっと……。」
マネ「え?」
壮五「ふつつかものはちょっと。勘違いしちゃうかな?」
マネ「あっ、すみません!!! うわああ、恥ずかしい……。」
壮五「いいんだ。僕が照れただけだから。
目を覚ました環くんに、なんで赤くなってるの?って言われちゃった(笑) |
+ | ... |
マネ「壮五さん、お疲れさまです!
今日は関西でのお仕事よろしくお願いします!」
壮五「マネージャー、お疲れさまです。
前にも出させてもらった番組だから大丈夫だよ。」
マネ「ご迷惑おかけして申し訳ありません!
人が増やせるように、今求人出してもらってるところです。」
「応募はあるんですけど、社長がなかなか厳しくて、採用を出してくれなくて……。」
壮五「社長の人を見る目は信用してるから。
自分の事務所のために慎重に人選びをするのは当然だよ。」
「僕らは大丈夫。環くんもしっかり仕事をしてくれるようになったし。」
マネ「良かったです。
今日の仕事にいって頂く番組のプロデューサーさんも、大御所の肩なんですが、MEZZO"の仕事ぶりを褒めてくださってました。」
壮五「色々と良くしてくれるんだ。
環くんのことをすごく気に入ってくれて。あいつは面白い、天才だって。」 「妹さんのことも協力できることがあったらするからって、言ってくれてるんだよ。」
マネ「そうなんですね!」
壮五「やっぱり、相方が褒められるのはすごく嬉しいね。」
マネ「今も準レギュラーみたいな頻度で呼んで下さいますもんね!
スタジオ収録とロケがある番組ですけど」
【選択】
マネ「①スタジオはどんな様子ですか?」 壮五「出演者はみんなベテランでトークの応酬がはやいんだけど、環くんはいつ振られても返せるんだよね。」 「やり返されると僕に逃げてくるんだけど、そのやり取りがウケてるみたい?」
マネ「②ロケはどんな様子ですか?」
壮五「プロデューサーさんの話だとロケが評判いいんだって。」 「なんていうか、僕達は別の方向に世間知らずだから……。 ネタに困らなくて助かるって言われる……。」
マネ「③スタッフの方とはどんな感じですか?」
壮五「みんな、気さくで優しいよ。」 「最初は言葉が聞き取れないし、わーっと話されるから、気圧されてたんだけど、環くんは平気で会話に入っていけるんだよね。」 「環くんのおかげで僕もスタッフの人達と仲良くなれた感じだ。 でこぼこアイドルって言われてるけど……。」
壮五「前に今度ごはんに行こうって誘ってもらってたから、もしかしたら、今夜はスタッフの人達と食事をして帰るかも。」
マネ「わかりました!
病気が治ったばかりなので、あまり無理はしないでくださいね。」
壮五「大丈夫だよ。
環くんを買ってくれてる人だし、妹さんの協力もしてくれるって言ってくれてるし。」 「この機会に出来るだけお近づきになれるように頑張ってみる。 接待は得意だから。」
マネ「ありがとうございます。よろしくお願いします!」
壮五「それじゃあ、行ってきます。」
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マネ「壮五さん、二日酔い大丈夫ですか……?」
壮五「お疲れさまです。」
「なんとか大丈夫です。お恥ずかしい……………。」
マネ「具合は平気ですか?」
壮五「ただの二日酔いなので大丈夫です………。すみません…………。」
マネ「飛行機のチケット手配しましたから! ゆっくり休んでから飛行機に乗ってください!」
壮五「誠にご迷惑おかけして申し訳ありません………。」
マネ「そんなに謝らないでください!!
番組スタッフの方からもご連絡がありました。」 「プロデューサーの方、普段は穏やかな方らしいんですけど、お酒が入るとやたら飲ませたがる方だったらしくて……。」
壮五「そうなんだよね。普段はすごくいい人なんだけど、僕が断ってたら、環くんに飲ませようとするから、びっくりして。」
「少しのつもりが、いつの間にか記憶が飛んでしまったんだ…………。」
壮五「壮五さんが病気したばかりだと知って、さきほど謝罪の電話をいただきました!」
壮五「僕は失礼なことしてなかったかな……。
それが一番不安なんだけど…………。」
マネ「普段真面目な奴なのに、枝豆の皮剥いてとか、ししゃもの頭取ってとか甘えてきて……」
「さらにトイレに行こうとするスタッフを寂しがって片っ端から引き止めるので、それが面白くなって飲ませすぎたって言ってました。。」
壮五「死にたい…………………………。」
「環くんにもかなり迷惑をかけちゃたみたいだ……。」 「今も僕の代わりに荷造りしてくれてる………。 年下の子に面倒見させちゃって申し訳ない………………。」
マネ「環さん、喜んでましたよ! 自分が壮五さんの世話役は珍しいって!」
壮五「そう言ってもらえると気が楽だけど。
記憶が無い間に、色々迷惑をかけてしまったみたいだから、今度お詫びをしないと。」
【選択】
マネ「①どんなことをしたんですか?」 壮五「覚えてないんだけど、スマホに噛み付いたって言われた………………。 最悪だ………………。」
マネ「②環さんはどんな様子ですか?」
壮五「てきぱきして、親切だよ。 ベッドから起き上がれなかった間に支度を全部してくれた。」 「水や薬を持ってきてくれるし、トイレまで連れ添ってくれるし、おじいさんになった気分だ……。 本当に感謝しないと……。」
マネ「③気にすることありませんよ!」
壮五「そ、そうかな…………? 次からはもっと上手なお酒の断り方を習得するよ。」 「他のメンバーの前で恥ずかしいところは見せられないし……。」
壮五「こんなに酔ったのは初めてだから、すごく反省したよ……。
マネージャーにも色々迷惑をかけてごめんね。」
マネ「とんでもないです! 大丈夫ですか?」
壮五「うん。環くんがいるから。
別人みたいに頼もしいよ。」 「いつもは僕のほうがしっかりしてるつもりだけど、 いざとなると彼の方がしっかりしているのかもしれないね。」 「頼ってしまって申し訳ないけど、 弱ってる時に頼りになる人がいるとすごく安心するね。」
マネ「おふたりはベストコンビですから!」
壮五「ありがとう。環くんに見捨てられないように頑張るよ。」
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