ベストセラー「はなちゃんのみそ汁」の原作者で、西日本新聞社の安武信吾編集委員が9月1日から朝刊生活面に連載コラム「はなパパの食べることは生きること」を執筆します。毎週火曜日に掲載する長期連載です。安武委員に連載の狙いなどを聞きました。
コラムを書こうと思ったきっかけは?
妻の千恵が亡くなったとき、娘のはなは5歳でした。ときどき、2人で千恵のことを振り返りますが、はなが覚えていないことも結構あります。千恵がどう生きて、どう死んだのか。はなのことをどれほど愛していたか。そして、千恵の思いが今、私たちの生活の中にどう根付いているのか。連載を書くことで、娘と再確認したいと思います。私たちのように、かけがえのない人を失った家族は、世の中にたくさんいると思います。そうした方々を元気にするお手伝いができれば、うれしいです。
タイトル「食べることは生きること」の意味は?
妻は、健康な体づくりには、毎日の食事が大切と考え、いつもこう話していました。幼少のはなに、みそ汁づくりを教えこんだのも、このためです。連載では、食育の問題にとどまらず、闘病生活を見守り、応援してくれた素晴らしい方々との出会いや子育てに悪戦苦闘する、かっこ悪い自分の姿もさらけ出すつもりです。
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執筆者略歴
- 西日本新聞社 編集委員
- 安武 信吾(やすたけ しんご)
1963年、福岡県宮若市出身。88年、西日本新聞社入社。久留米総局、宗像支局、運動部、出版部などを経て、今年8月から現職。2012年3月、乳がんを患い、余命わずかとなった妻の千恵さんが一人娘のはなさんに、みそ汁づくりを通じて、生きることの大切さや人を愛することの素晴らしさを伝えたノンフィクション「はなちゃんのみそ汁」(文藝春秋)を刊行した。俳優の広末涼子さんが主役を務める同名の映画が12月、福岡と東京を皮切りに公開される。
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