野村元投手、清原容疑者に「渡してた」

2016年2月10日6時0分  スポーツ報知

 元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)が覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件で9日、新疑惑が浮上した。昨春、四国八十八か所の寺院を巡る「お遍路」の旅をしたが、実際には八十八か所を完歩せずに途中で断念した可能性が高いことが分かった。また、2006年に覚醒剤取締法違反で逮捕された元オリックスの野村貴仁元投手(47)が日本テレビの取材で、同容疑者に覚醒剤を渡していたことを明らかにした。同日夜には、本紙の取材に応じた。

 野村元投手はこの日夜、高知市内の自宅で本紙のインタビューに応じた。ひげを伸ばした状態で日本酒を飲みながら「清原に(覚醒剤を)渡した。時期とかについて無責任なことは言えない」と語った。06年の逮捕後、野村元投手は清原容疑者から「(警察で)自分のことをしゃべっていないかと確認の電話があった」と明かした。「しゃべっていない」と話したが、後日脅しのような電話があったことも明かした。

 野村元投手は一軒家に住んでいるが、インタビューに応じた家の中は酒の空き瓶などゴミが散乱していた。日本テレビのニュースで流れた映像ではヘルメットをかぶっていたが、夜のインタビューの時はかぶっていなかった。壁にはオリックス時代の日本一の写真が飾られていた。

  • 楽天SocialNewsに投稿!
社会
今日のスポーツ報知(東京版)