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東京大学 初の推薦入試 77人が合格2月10日 16時21分
東京大学が初めて推薦入試を行い、募集定員は100人程度としていましたが、77人が合格しました。
東京大学は、多様な人材を確保しようと、今回の入試で後期日程を廃止して初めて推薦入試を行い、10日、合格者を発表しました。
募集定員は10の学部で合わせて100人程度としていましたが、志願者は173人で、選考の結果、合格者は77人でした。経済学部と薬学部では志願者が定員を下回り、合格者も法学部と理学部を除く8つの学部で定員を下回りました。
推薦入試にあたり東京大学は、大学入試センター試験の正答率がおおむね8割以上に達していることを合格の目安にすると説明していたほか、出願書類として科学オリンピックなど各種コンテストでの成績や、学会、研究会での発表資料などを提出するよう求めていて、高校などからは「ハードルが高すぎる」という声も上がっていました。
東京大学は「去年の一般入試の合格者に比べて女子や首都圏以外に住む生徒の割合が高くなるなど多様性は確保できたと考えている。ハードルが高いという指摘は承知しており、今後は募集要項の記述を見直したり高校とのコミュニケーションを深めたりしてより多くの生徒に志願してもらえるようにしたい」と話しています。
募集定員は10の学部で合わせて100人程度としていましたが、志願者は173人で、選考の結果、合格者は77人でした。経済学部と薬学部では志願者が定員を下回り、合格者も法学部と理学部を除く8つの学部で定員を下回りました。
推薦入試にあたり東京大学は、大学入試センター試験の正答率がおおむね8割以上に達していることを合格の目安にすると説明していたほか、出願書類として科学オリンピックなど各種コンテストでの成績や、学会、研究会での発表資料などを提出するよう求めていて、高校などからは「ハードルが高すぎる」という声も上がっていました。
東京大学は「去年の一般入試の合格者に比べて女子や首都圏以外に住む生徒の割合が高くなるなど多様性は確保できたと考えている。ハードルが高いという指摘は承知しており、今後は募集要項の記述を見直したり高校とのコミュニケーションを深めたりしてより多くの生徒に志願してもらえるようにしたい」と話しています。