2016-02-09

福神漬けトリオ解消だ」

ライス「どうしたどうした」

カレー理由を聞かせてよ」

福神漬け「対等じゃねえんだよ、俺たちの関係性が」

ライス「いやー、そんなことないよ」

カレー「大局的に見れば、私たちは別々の料理なわけだし、そんなこと言い出したらお互いさまじゃん」

福神漬け「この前ライブやったとき野次が忘れられねえよ。『福神漬けいらないよ』~、『らっきょうは~?』って」

ライス「僕だってナン出せよ』っていわれた」

カレー「でも好みがあるんだから、そんなこと気にしてられないよ」

福神漬け「でも、お前らはこのトリオじゃなくてもやっていけるだろ。なんなら一人でもやっていける。俺にはないんだよ」

ライス「ま、マネージメント次第じゃないかな」

福神漬け「……ッハ! いいよな、寝ながらでも他の相方候補たちから引く手数多なお前らはよ」

カレー「そんな言い方……」

福神漬け「いいか、俺はお前たちのために生まれてきたわけじゃない」

カレー「それくらいは分かるよ」

福神漬け「でも世間はそう見てくれない。それが俺は嫌なんだ」

ライス「(……カレー用に作られてると思ってた)」

福神漬け「だから解散だ。俺はこの界隈から消える」

ライス「やめてどうすんだよ」

福神漬け漬物界隈に戻るさ」

カレー「それこそ無茶よ! 生き残れるわけないわ」

福神漬け「ああ、本望さ。少なくとも、お前らの数多ある組み合わせの一つでいるよりはな」

ライス「そんなに僕たちが嫌いなのかよ!」

福神漬け「そうじゃねえ。でもライスカレーも、もう残ってねえじゃねえか」

余った福神漬け単品を黙々と食べながら、こんなことを考えていた。

虚しすぎる……。

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