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台湾の“美少女”チェリスト 日本デビュー2月10日 15時11分
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優雅な音色を奏でるクラシックの楽器、チェロ。今、アジアの若い演奏家に注目が集まっています。その中でも人気が高まっている台湾の15歳のチェリスト、Nana(ナナ)さんが日本でCDデビューすることになりました。
伯母は欧陽菲菲さん
台湾出身のNanaさんは、6歳でチェロを始め、12歳の時に台湾のチェロ・コンテストで1位を獲得。10代ながら確かな演奏力とそのアイドル性が注目され、中国映画にもチェリストの役で出演しました。ことし4月に日本でCDデビューすることになり、先日、来日して報道関係者などに腕前を披露しました。日本でのアルバム「Nana 15」にはメンデルスゾーンやバッハ、ラフマニノフなど16曲を収録する予定です。
Nanaさんにとってチェロの魅力はその音だと言います。
「チェロの最初の印象は音がとてもいいということです。チェロの音はすべての楽器の中で一番人の声に似ています。だから親しみが持てるんです」
Nanaさんの本名は、オウヤン・ナァナァ。「ラブ・イズ・オーヴァー」などのヒット曲で知られる欧陽菲菲さんの、めいに当たります。アルバムにはチェロで演奏した「ラブ・イズ・オーヴァー」も入るということです。
「伯母は私にとっていつもアイドルのような存在です。ラブ・イズ・オ-ヴァーはすでに彼女の代表作になっています。ですが私はまだ15歳です。だからシンプルな感情を表現した新しいバージョンで、若い人にラブ・イズ・オ-ヴァーを聴いてもらいたいです」
Nanaさんにとってチェロの魅力はその音だと言います。
「チェロの最初の印象は音がとてもいいということです。チェロの音はすべての楽器の中で一番人の声に似ています。だから親しみが持てるんです」
Nanaさんの本名は、オウヤン・ナァナァ。「ラブ・イズ・オーヴァー」などのヒット曲で知られる欧陽菲菲さんの、めいに当たります。アルバムにはチェロで演奏した「ラブ・イズ・オーヴァー」も入るということです。
「伯母は私にとっていつもアイドルのような存在です。ラブ・イズ・オ-ヴァーはすでに彼女の代表作になっています。ですが私はまだ15歳です。だからシンプルな感情を表現した新しいバージョンで、若い人にラブ・イズ・オ-ヴァーを聴いてもらいたいです」
アジアでクラシック界盛り上げたい
日本のチェリストも負けていません。スイスを拠点に活動する新倉瞳さん、さまざまなジャンルの音楽にチェロを融合する分島花音さん、それに4年前、大学生でCDデビューを果たした水野由紀さんなど日本の若手の演奏家たちの活躍が目立ちます。
Nanaさんを始め、アジアのチェロの演奏家に注目が集まるなか、どんな音楽を目指すのか。
水野さんは「弦楽器を始め、クラシック音楽は西洋からきたものではあるんですけど、アジアにも今、すばらしい音楽家が本当に多いんです。同じアジア人の女性チェリストととして、一緒にアジアのクラシック界を盛り上げていきたいという気持ちがあります」と話していました。
Nanaさんを始め、アジアのチェロの演奏家に注目が集まるなか、どんな音楽を目指すのか。
水野さんは「弦楽器を始め、クラシック音楽は西洋からきたものではあるんですけど、アジアにも今、すばらしい音楽家が本当に多いんです。同じアジア人の女性チェリストととして、一緒にアジアのクラシック界を盛り上げていきたいという気持ちがあります」と話していました。