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ゲーム業界就活レポからゲーム会社に就職した話

100万円以上自己投資をして成長し、ゲーム会社に就職することになった筆者がゲーム業界への就活体験記をあげたり、ゲームについて語ったり、ゲームの感想レビューをあげるブログ

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DQBドラゴンクエストビルダーズ 感想・評価・レビュー~マインクラフトのパクリで終わらないドラクエ~

ドラクエ ゲーム感想

おいおいドラクエがマイクラのパクリなんていいのかよ。

って思ってましたけど、今じゃマインクラフト(以下マイクラ)にドラクエビルダーズを見習って欲しいって感じです。

 

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こんにちは。ルーサクです。

 

DQB、ドラゴンクエストビルダーズの1章をクリアしました。1章といっても15~20時間くらい遊んだので自分としては満足です。

 

発表当初は「ドラクエがマイクラをパクった。」と話題になりましたし、もちろん遊んでみてそう言われるのも仕方ないなと思っています。

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ただ「マイクラのパクリ」というよりも「マイクラが確立したサンドボックスというジャンルに乗っかった」という言い方が適しているかなと。

 

ドラクエが日本で確立した「RPG」というジャンルにほかのゲームが乗っかったのと一緒で。

 

では感想行きます。

 

 

 

マインクラフトにドラクエらしさが加わった

基本的なゲームシステムはマイクラと一緒です。

ただそこにドラクエらしい「ストーリー」「世界観」「キャラクター」「アイテム」「音楽」などが加わったというもの。それだけなのに素晴らしい。

 

マインクラフトの「自由に作る」という面白さを残しつつ、マインクラフトになかったものを補ったというところでしょうか。

 

その補ったものが良すぎたと感じました。

 

 

ストーリー(ネタバレなし)

発売前は「初代ドラクエで勇者がりゅうおうに屈してしまった場合のストーリー」という点が注目されていました。

 

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が、1章に関していえば「メルキドには守り神ゴーレムがいたのになぜ滅びたのか」という謎が明かされていきます。

これをめぐるストーリー。

そして再興していくメルキドに集まる怪しい町人たち。

これらが予想以上に良かったんです。

 

ドラクエⅦのストーリーが好きな人なら好きでしょう。

 

そしてまだ私は未プレイなのですが、そのうちこの主人公の正体であったり、りゅうおうが絡んでくることでどんどん面白いストーリーになっていくのでしょう。エンディング見るのはいつになるのだろうか。

 

 

世界観

ブロックでできている3Dフィールドといえどもドラクエの世界観が見事に表現しきれていると思います。

 

キャラクターありき、独特のセリフ回し、おなじみのBGM、いつものモンスター。

 

 

そこで冒険している感覚。

 

個人的に一番この作品で推したいのはこのドラクエの世界観で冒険している感覚だと思っています。

 正直言うと本家よりも「冒険している」感があると私は思っています。

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シリーズおなじみの家も自分で作る。

武器は拾った道具で作る。

食べ物も調達しなければならない。

夜には魔物たちが襲ってくるが仲間たちが戦ってくれる。

住人もそれぞれの考えを持ちながら人間臭く行動する。

 

そして個人的に一番感激したポイントは

「キメラを倒してキメラの羽を拾い、それを加工してキメラの翼を作る」ところ。

おぉー冒険してる!って感じになりました。

 

あとはオリハルコンで武器加工したりとか。良かったです。

 

 

目的を与えられるから攻略しやすい

私はエディット系のゲームが苦手です。何をすれば良いのかわからないから。

スマブラのエディットモードも楽しいと思わないし、買ったマリオメーカーも1つステージを作っただけであとは遊ぶ専門。

 

ただしこのゲームはエディットが苦手な人でも遊べるように作られている。

住民からこれを作ってくれと言われる。目的が与えられるんです。

それも単に素材を集めてくるというよりも

旅の扉で冒険に旅たち、モンスターを倒して素材を集める。戦闘自体がすごく面白いというわけではないのですが、時間がかかるわけでもないから苦でない。ドロップ率が低いなんてこともないので物欲センサーがぁみたいなことにはなりません。素材集めは苦になりません。

そして依頼されたものを作る。

ただの「おつかいゲー」にはなっていません。

 

そしてそんな中にも「自由に町を作って発展させろ」みたいなエディット寄りな部分もある。

おつかいゲーが嫌いな人でも楽しめると思っています。

 

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建物を作る時にも設計図に沿って作ればよかったりと親切な設計。

 

そんなのいらねぇって人のためにも1章クリア後にはフリービルドモードという自由に物を作れるモードも収録されていますし。

 

 

難易度のちょうど良さ。

基本的には優しめの調整になっていると思います。

 

また回復アイテムも簡単に作ることができるので、アクションが苦手な方はたくさん回復アイテムを作れば良いだけであったり。

 

プレイヤーのHPがゼロになったときはアイテムの一部をその場に落として、プレイヤーは拠点に戻る。世界が広いというわけでもないため拾いに行くのも簡単。

 

そしてクリア後にはクリアまでかかった時間、死亡数などリザルトが出るのでやりこみたい人にはいくらでもやり込めるようになっています。

装備の関係で縛りプレイとかもしやすそうですし。

 

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UIに関しては続編に期待

ひとつ文句をつけるとすれば、色々と操作しづらいところがある。

 

ブロックの置く位置の微調整がしづらいとか、カメラを自動でバックに回せないとか。カメラのズームとかがしにくいとか。

 

あとは住人に話しかけたくても住人が動き回るので話しかけにくいうえに、話すボタンとメニューボタンが同じなので間違えてメニュー開くことが多いとか。

 

アイテムを作るときに数の指定ができないとか。

 

そういった細かいところで気になるところが多かったなぁと感じました。

1作目ですのでその辺りは次作に活かしてくれるのかなぁと思っています。

アレフがルドの次は…ドラクエ3の舞台とか面白そう。実際の世界がモデルとなっているわけですから。

 

 

 

評価

遊んでて楽しかったです。

効果音が良いんで素材集めが全く苦でないんですよね。

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ストーリー進めなくても、その世界でブッロク削ったり草刈っているだけで楽しい。

あれっ。ゼルダっぽいw

1章でこれだけのボリュームだから相当遊べそうです。

 

マイクラみたいに自由に物を作りたいというよりも

アドベンチャーとして楽しみたいという人向けかもしれません。

エディットが苦手でアドベンチャー好きな私には直球の作品でした。

 

体験版も配信しているので気になった方はぜひ!

 

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