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チャーシュー麺に最強のライバル爆誕!歌舞伎町「ローストビーフ油そば ビースト」

日本最大の歓楽街、新宿・歌舞伎町では、ローストビーフと中華麺が合体した「ローストビーフ油そば」なる新感覚のメニューを食べることができます。中華麺の歯ごたえ、マヨネーズの風味あふれるカルボナーラのようなタレ、そして力強いローストビーフの味わいの3つを同時に味わえる欲張りなメニュー、飲んだあとのシメにいかがでしょうか。 (新宿のグルメ中華

チャーシュー麺に最強のライバル爆誕!歌舞伎町「ローストビーフ油そば ビースト」

新宿 中華 グルメレポ たのっち

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「チャー、シュー、メーン!」

ゴルフのスイングといえばこの掛け声と昭和の時代から決まっていましたが、時は平成28年。チャーシュー麺に最強のライバルが現れました。 

ローストビーフが中華麺と出会った

新宿歌舞伎町のど真ん中、旧コマ劇場の裏手に「ローストビーフ油そば」という、とんでもない新ジャンルのお店が誕生しました。その名も「ビースト」。 

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「ビースト:怪物」ではなく、「BEEFst」。ロゴが新日本プロレスの天山選手のようです。

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店内に入るといきなり牛肉の山。ここラーメン屋さんだよね…。

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 昨年9月オープンともあってピカピカの店内。よく、「床がヌルヌルのラーメン屋は美味い」といいますが、客としてはどう考えてもヌルヌルしないほうがいいですよねw

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肉欲を満たすメニューがずらり。「油そば×牛肉 グルメミートは主役級。ニクぃ!こりゃたまらん一杯」ですかそうですか。

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店長にオススメを聞いたところ、「トッピングのAセットを追加すると、更に美味しくいただけます」とのこと。OK。それではローストビーフ油そばのダブル(140グラム)にAセット(温玉、白ねぎ、のり)でお願いしゃす!

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麺が見えない牛肉のチョモランマ

 

ドカーンと登場。あの、「油そば」はどこですか?肉しか見えないんですけど。

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ダブル(140グラム)だとローストビーフが14〜15枚乗っているそうです。ちなみにキング(450グラム)だと、40枚〜50枚のお肉が乗って来ちゃうって。無理でしょw

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かきわけてもかきわけても麺が出てきません。ええぃ!化け物か。

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やっと麺が出てきた!

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ローストビーフ油そばを食べるには「お作法」がある

いただきますの前に、ローストビーフ油そばの食べ方をご紹介しましょう。

  1. まずはローストビーフを味わいます。
  2. ムラなく、鉢の底からかき混ぜます。
  3. 味の変化を楽しみます。
  4. 追い飯(無料)で残ったタレを絡めて味わう。

ワクワクしてきましたね。さあ、いただきます!

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お作法どおり、まずはローストビーフを味わっちゃいます。もぐ…もぐ…。ゴクリ。なるほど!赤身の部分でサッパリ!噛みしめるとうま味がじわじわと湧き出してきます。脂たっぷりトロトロのチャーシューと違って、これならいくらでも食べられるぜ!

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かいわれ大根と玉ねぎのみじん切りと合わせて、さらにサッパリ!うまし!

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お好みで黒胡椒をかけると、グッと味が引き締まります。

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肉の山に負けず、ガンガンかき混ぜろ!

お作法の2、「ムラなく、鉢の底からかき混ぜろ」。さあ!混ぜて混ぜて混ぜまくれ!

 

肉をよけつつ、麺をガンガンかき混ぜていきます。

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いよいよ麺です。ズルズルズルッ!……えっ!なにこの舌触り!「ビースト」という店名からは想像の付かないマイルドさ。トッピングの温玉と、マヨネーズが全体にからみ合って、カルボナーラ的な仕上がりになっています。

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優しい味…これは女性好きだろうな…。

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5パターンの味の変化を楽しめ!

続いて味の変化を楽しみましょう。 「優しいのは最初だけ」この油そばも男と同じです。 ここから、無料トッピングの玉ねぎ、茎ワサビ、ニンニクを使って、「ビースト」な味に仕上げていきますよ。

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 まずはオススメトッピングの茎ワサビ。

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 入れ過ぎに注意!

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まずは小さじいっぱい。

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むほほほほ!鼻にキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!。マイルドだった油そばが、一転してワイルドに変身です。

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続いて玉ねぎ。

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 山盛りでイッちゃいましょう!

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うん!いい!たまねぎの「クセ」が味に深みを出します。

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さらにニンニク!

 

歌舞伎町で遊びに行く前は入れちゃダメですよ。パンチありすぎますので。

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さらにここから油そばといえばお酢と…

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ラー油を投入。 このラー油には混合節オイルが配合されているため、かつおの風味もアップ!香りがふわっと広がります。

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 混ぜる!混ぜる!混ぜる!食べる!味濃い!完全にビースト!

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これだけ食べてもまだまだ肉が出てきます!キングやクイーンも魅力的ですが、ダブルは麺と肉のバランスがちょうどいい!

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とどめの黒胡椒!うはー。満足!

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戦いはまだ終わっていなかった

 食べた…。丼の底には玉ねぎのみじん切りたっぷりのタレが残りました。ここから、最後の〆が始まります。

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ライス様登場!もう食えない!となってても安心の一口サイズ。これなら「W炭水化物」でもOK!

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パイルダーーーーーーオン!

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混ぜる、混ぜる、また混ぜる!

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うは!これは深夜に食べたらあかんやつや!うまいに決まっとるがな!怒るでしかし!

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ぷはー。美味かった…。これは間違いなくビーストだ。

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深夜は居酒屋としても営業

営業時間は朝11時から朝8時まで。眠らない街歌舞伎町ならではですが、22時から8時までは居酒屋メニューも提供しています。お店が一番混むのが深夜2時から3時というとんでもないタイムスケジュール。飲んで2軒目行って〆のラーメン、というお客さんと、お仕事を終えた水商売関係の皆様が集結するそうです。カオス。

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ローストビーフ油そばダブル+Aトッピングで1550円。ラーメンとして考えると少々お高いですが、肉料理として受け止めればコスパ上々。だって満腹になるんですから。肉すげえ。

 

歌舞伎町で遊んだ帰りにぜひどうぞ!

r.gnavi.co.jp

著者:たのっち(@tanocchi)

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記者・ラジオディレクター。

ラジオ時代はグルメレポートの取材原稿を放送が終わると捨てていたので、これからはここに書き留めていきますね。

たのっちのぶろぐ:http://tano.blog.jp

ツイッター:https://twitter.com/tanocchi

                             
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