ドイツ銀は「磐石」-資本と資金懸念の中で共同CEOが行員に伝える
2016/02/10 01:29 JST
(ブルームバーグ):ドイツ銀行のジョン・クライアン共同最高経営責任者(CEO)は、同行が「磐石だ」と行員に伝えた。資本と資金繰りへの懸念で8日に同行の株と債券相場が急落したことに対応した。
9日の文書でクライアンCEOは、ドイツ銀の資本とリスクに関するポジションは「強く、この力を利用して社債の利払いを行う能力と意思について市場を安心させた」と説明した。「その他Tier1債」(AT1債)と呼ばれる高リスクの社債の利払いに言及した。マルクス・シェンク最高財務責任者(CFO)もこれに先立ち、今年と来年の支払い義務を履行することが可能だと行員に伝えていた。
クライアン共同CEOは資本強化と収益力向上に取り組んでいるが、市場混乱で収入が打撃を受ける中、法的問題での費用が新たな増資を必要とするのではないかとの懸念が浮上した。ドイツ銀債をデフォルト(債務不履行)に対して保証するコストは今年に入り2倍余りとなり、株価も約42%下落した。
フランクフルト時間午後4時58分現在の株価は5%安の13.14ユーロと1992年以来の安値。8日は12%下げた。
原題:Cryan Says Deutsche Bank ‘Rock Solid’ Amid Rising Capital Fears(抜粋) Cryan Says Deutsche Bank ‘Rock Solid’ Amid Capital Fears (2)
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更新日時: 2016/02/10 01:29 JST