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機密情報共有の協定締結を 韓国へ働きかけ強める
2月10日 4時57分

機密情報共有の協定締結を 韓国へ働きかけ強める
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防衛省は、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けて、韓国との間で北朝鮮の動向を巡る情報共有が今後さらに重要になるとして、ことし前半をめどに機密情報を共有する協定の締結に道筋をつけるため、働きかけを強めていくことにしています。
中谷防衛大臣は今月7日、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイルの発射を受けて行った、韓国のハン・ミング(韓民求)国防相との電話会談で、北朝鮮の動向を巡る情報共有がさらに重要になるとして、安全保障上の機密情報を共有する協定の締結を呼びかけ、ハン国防相も韓国の国会で検討する考えを示しました。
中谷大臣は、ことし6月にシンガポールで開かれる国際会議に合わせて、ハン国防相と会談したいとしていて、防衛省としては、それまでに協定の締結に道筋をつけたい考えです。
ただ、この協定を巡っては、4年前に締結の直前になって、韓国国内から「日本との安全保障面での連携は慎重にすべきだ」といった反発も出たことなどから、急きょ、取りやめになった経緯もあり、防衛省は今後、韓国国内の世論の動向にも配慮しながら、働きかけを強めていくことにしています。

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