俳優の渡辺謙さん 早期の胃がん手術受け入院

2月9日 22時21分

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ハリウッドやブロードウェイで活躍する俳優の渡辺謙さんが、早期の胃がんのため手術を受け、入院していることが分かりました。

これは９日、渡辺謙さんの所属事務所が明らかにしたものです。
それによりますと、渡辺さんは人間ドックで早期の胃がんが見つかり、内視鏡による手術を受けたということです。経過は順調だということで、国内の病院に入院し、療養しているということです。
渡辺さんは、ニューヨーク・ブロードウェイで上演中のミュージカル「王様と私」で、来月１日から再び主演を務める予定でしたが、出演はしばらく延期になるということです。
渡辺さんは平成元年と平成６年に白血病のため入院しましたが、仕事に復帰したあとはハリウッド映画に出演するなど、国際的な俳優として活躍しています。
また、ミュージカル「王様と私」での渡辺さんの歌声を収録した音楽ＣＤは、アメリカの音楽界で最も権威のあるグラミー賞にノミネートされていて、来週、授賞式が行われる予定となっています。
渡辺さんは事務所を通してコメントを発表し、「先日受けました人間ドックで早期の胃がんを見つけて頂きました。幸い早い段階のものでしたので早々に手術を受け、現在療養させて頂いております。無理は禁物ではありますが舞台に向けて鋭意準備を重ねております」としています。