最近、偉人達の変わったところに興味がある。奇行・意味不明・謎・わけわからん!といった事が好きでたまらない。しかし奇行という言葉は失礼にあたる。奇行とはあくまでわたし目線での話であり、偉人達からすればなんら違和感ない話なのである。今日はそんな大好きな変人ぶりを紹介したい。
岡潔(おかきよし)
言わずと知れた天才数学者で多変数複素関数論の研究により伝説的な仕事をした。
スーツやネクタイは締め付けられ「交感神経をしめつける」という理由により、ヨレヨレの着物を愛用。夏でも長靴を履き、その長靴が暑いからというので冷蔵庫へ入れて冷やして履いたという。晴れでも傘を差したというから驚きだ。
アイディアが浮かぶと道端に座り込み、解けるまで道に数式を書いて何時間もその場を離れなかったという。時には突然誰もいない道で大演説をしたり、公園では人目をはばらず大声で歌を歌うなど数々の伝説を残されている。
ちなみに私はこの写真がたまらなく好きである。好きすぎる。
そんな天才・岡さんの好きな名言は・・・
名言
人は極端になにかをやれば、必ず好きになるという性質をもっています。
好きにならぬのがむしろ不思議です。
「まだ、したいことはいっぱいあるから死にたくない。しかし、しょせんだめだろうなあ。あしたの朝には命はないなあ。 計算ちごた」
棟方志功(むなかたしこう)
引用:棟方志功の生涯
世界を代表する伝説の版画家である。ゴッホにあこがれ、愛を彫った男として歴史に名を刻む。そんな天才の集中力たるやハンパではない。
ひとたびインスピレーションが刺激されると目の色が変わり、自分のことをこう振り返っている
いま仕事をしているのは我ではない。仏様だ。仏様に動かされて動いているだけだ。
あまりの集中力、 版画制作に夢中になりすぎて、夜になるのも忘れ部屋が暗くなったことに、
「部屋がいきなり暗くなったぞ!」と怒鳴り散らしたというエピソードも。
名言
驚いても オドロキイレナイ 喜んでも ヨロコビキレナイ
悲しんでも カナシミキレナイ 愛しても アイシキレナイ
それが板画です
日本から生れた仕事がしたい。わたくしは、わたくしで始まる世界を持ちたいものだと、生意気に考えました。
長嶋茂雄(ながしましげお)
引用:長嶋茂雄さんの夢|Um sentimento triste
永遠のミスタージャイアンツ。これ以上の説明は不要だろう。ハッキリ言って伝説のエピソードがありすぎて紹介しきれませんが、よりすぐりの選抜エピソードを箇条書きにて。決して笑ってはなりません。
・あんパンを食うときは中身だけ
・セカンドまでゴロを取りに行ったことが2回ある。(サードなのに)
・ベンチにスイカ、なぜか頂点がなかった、長嶋氏がスイカの一番美味しい所を食べた後だった。
まとめ
すべての優先順位が創作活動になり、極端な話他はどうでもよくなるのだろう。家族、友人、服装、世間体など眼中になし。天才と〇〇は紙一重というのはここから来ているのだろうか。
わたしは天才の変なところが堪らなく好きである。ひょっとすると作品より奇行や生き様の方が好きかもしれない。
自分の身近にも変な人たまにいます。怪しい匂い(雰囲気)をプンプン漂わせて・・・。こんな時代なので本当に危ない人もいるかもしれませんが、ひょっとすると大天才が身近にいるかもしれません。
今回紹介した天才お三方は自分の才能を活かせることと出会いそれを仕事にできた。世の中にはジャンルは違えど、世の中の無関心なところに才能を発揮してしまい、お金にもならないが、ひっそりと活動している方もいるのかもしれない。自分はその人もとても素晴らしいと思うし、興味がある。SNSがある時代なので隠された大天才を探したいと思う。
大事なのは自分の才能あることに気付き、出会い、人生の時間を費やすことができたら最高だなぁ