果実酒100種類飲み放題!オープン前の「SHUGAR MARKET」に行って飲みまくってみた
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自社で開発に関わった純米酒の果実酒や、全国各地の果実酒100種類以上を取り揃え、飲み放題が楽しめるお店「SHUGAR MARKET」が2月18日に渋谷にオープンする。
このお店、食べ物の持ち込みもOKで、時間無制限で果実酒飲み放題という、酒飲みにも果物好きにも天国のようなお店。
IRORIO編集部は開店前のレセプションパーティーに潜入。お店を立ち上げたメンバーに話を伺いながらシコタマ酒を飲みまくってみた。
場所はマークシティの近く
SHUGAR MARKETの住所は東京都渋谷区道玄坂2丁目9-2で、渋谷マークシティの近く。
雑居ビルの3階がSHUGAR MARKETで、1階のかつやが目印。
お店の横にはちょっとレトロな雰囲気の看板が!
ビル横の階段を上って3階へ。
会場に到着すると既にレセプションが始まっていた。立ち飲みスタイルで営業しており、40名程度のお客さんが入ることができるという。
お店の一角には一升瓶に入った果実酒が100種類以上置かれており、つぎ放題飲み放題。様々なコラボレーションを行っており、一部のメニューが定期的に入れ替わるそうだ。
カウンターには果実酒に合うスイーツや、ちょっとしたおつまみが用意されている。このお店の主役は果実酒なので、そこまでフードメニューは多くないものの、食べ物の持ち込みも可能なので、近くで買って立ち寄るのもアリ。
今回のイベントでは、羊羹と饅頭、ドライフルーツが用意されていた。ドライフルーツは果実酒との相性が特に良いのでオススメだそうだ。
果実酒が100種類!ここは天国か?
これがSHUGAR MARKETオリジナルの果実酒。左が「PROTOTYPE」と呼ばれるお客さんの声を聞きながら試作を繰り返している果実酒で、右が完成品の「SHUGAR」という果実酒。
どれもカラフルな色をしているものの、天然素材で色を出しているので、仕上げに苦労したとのこと。特にメロンは緑の色を出すのが大変だったそうだ。
30度以下の温度で、果肉感を出すように絞る「コールドプレス」と言われる製法で果物を絞るため、どのお酒にも栄養素が残っており、果実感があるそうだ。
瓶の底には裏ごしされた果実がたまっている。果実感をしっかり味わうために、飲む前に一度振ってからコップに注ぐのがポイント。ひとまずオリジナルのお酒をじゃんじゃん飲んでいくことに。
今までの果実酒の概念を壊すクオリティ!
いちごのお酒は素材本来の甘酸っぱさに加え、レモンの酸味が加えられておりさわやかな味わい。ソーダーと割っても美味しく飲めそうなお酒で、特に女子受けが良さそう。
アルコール分も6パーセント入っているので、お酒の味わいもしっかりしている。これなら酒飲みも納得しそうな仕上がりだ。
いちじくは濃厚な味わいながらも、レモンが入っているので後味もさっぱり。
20世紀梨は淡い味がうまく日本酒と融合している!ほんのり感じるレモンの味も良く合っていた。
キウィは見た目の通り果実感を良く感じられる作りになっており、みずみずしい味わい。種も入っているせいか、一番果肉の味が強く感じられた。
柑橘類の一種じゃばらは、果物の甘みや酸味だけでなく、苦味が感じられる大人の味わい。どのお酒にも砂糖が使われているものの、果物や日本酒の味わいがしっかり感じられる。
果実酒単品で飲むだけでなく、モノによってはお菓子も合うとのことで一緒に食べてみたところ、小麦を使ったぼうろのようなお菓子であれば相性はかなりいい。
果実酒をこれだけ飲めるお店はそうそうないが、果実酒とお菓子のマリアージュが楽しめる場所も少ないので、このお店に行ったらぜひ試してみてほしい。
SHUGAR MARKETの運営母体「リカー・イノベーション」の商品企画部青砥さんによると「蔵人は10月から翌年の3月頃までは酒蔵で働くことができますが、それ以外の時期は違った仕事をしている人も多いのが現状です。」
むむ、日本酒産業のことは知らなかったんですがそうだったんですね。そんな現状を変えるべく「私たちが果実酒の魅力を広く伝えていきたいというのもありますが、春から夏の果物の収穫時期に、蔵人さんが果実酒作りを行えば、一年中お酒づくりに関わる仕事ができるので、雇用の面でも日本酒産業に貢献できればと思っています」とのこと。
SHUGAR MARKETは2月18日に正式オープン予定で、営業時間は17時から23時まで。入場料金は時間無制限飲み放題で税込3240円。
オープン時は佐賀県とコラボイベントを開き、パフェや特産のお菓子などを提供する予定で、今後も自治体や飲食関係のコラボを定期的に行う予定だという。
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