2014年10月から行方不明になっていたネコのクライブ。家族はいつも彼のことを心配し、無事でいるのか、お腹を空かせていないかと思っていた。しかし先日、14か月ぶりに発見されたネコは元のサイズの2倍という大きさで発見される。そう、ネコはペットフード工場の倉庫にいたのだった。
家から3キロほど離れたペットフード工場の倉庫に、時々警報が鳴り侵入者がいることが判明。どうやらネコのようで、罠をかけても捕まえられなかったのだが、最近になってようやく捕獲され飼い主の元に連絡が届いた。
英放送局BBCなどによると、飼い主の家族は再会した時、本当に自分たちのネコかどうかわからなかったという。
「いなくなった時、ネコはまだ生後9か月でした。いたずらっ子で外に出るのがすきで。Facebookなどで呼びかけたり看板を立てたりしていたのですが、遂に再会できました。それにしてもなんておデブちゃんに!」
ネコがいつから倉庫に出入りしていたのかはわからないが、体格が表すようにその食欲は凄まじくなっていた。以前は兄弟もいたためにご飯を独り占めできるような環境にはなかったが、ご飯が山ほど積まれた場所での生活が彼を大食漢に変えてしまったのだろう。ペットフードの販売担当は「きっと食べ物のたくさんある高級住宅に住んでいるつもりだったのでしょうね。でも家族と再会できて良かったですよ」とコメントしている。
ネットでは「この再会は本当に喜ばしい」「お菓子の家に迷い込んだ子どもみたいなものだよね」「うちの子も食いしん坊だったからひょっとして…」「賢い子ネコだ。きっと家にいるよりも自由を楽しんだろう」「気をつけて。またきっと家出を企むよ」といったコメントが寄せられている。