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インドネシア 去年のGDP 低い伸び率2月5日 21時28分
インドネシアの去年1年間のGDP=国内総生産の伸び率は、主な輸出品である石炭などの価格の下落や中国の景気減速の影響を受けて、前の年と比べて4.7%のプラスと、リーマンショックの影響を受けた2009年以来、最も低い伸び率となりました。
インドネシアの中央統計局は5日、記者会見し、去年1年間のGDPの伸び率が前の年と比べて4.7%のプラスになったことを明らかにしました。これは、おととしから0.3ポイント下がって、リーマンショックの影響を受けた2009年以来、最も低い伸び率となりました。
中央統計局によりますと、主要な輸出品である石炭などの資源価格の下落や中国の景気の減速を受けて、鉱物資源関連の産業の成長率が前の年に比べてマイナス5%となったほか、通貨ルピアの下落によって輸入品が値上がりし、国内の消費が冷え込んだことなどが主な原因だということです。
一方、去年10月から12月までのGDPの伸び率は、政府による公共事業の拡大などを受けて前の年の同じ時期に比べて5%のプラスとなるなど、景気の減速に歯止めがかかりつつあるとの見方も出ています。
GDPの伸び率を7%に押し上げることを目標に掲げるジョコ大統領は、公共事業の拡大のほかに、インフラ関連事業などへ投資する企業への減税措置を打ち出しており、今後も景気の回復に向けた政策を強化する方針です。
中央統計局によりますと、主要な輸出品である石炭などの資源価格の下落や中国の景気の減速を受けて、鉱物資源関連の産業の成長率が前の年に比べてマイナス5%となったほか、通貨ルピアの下落によって輸入品が値上がりし、国内の消費が冷え込んだことなどが主な原因だということです。
一方、去年10月から12月までのGDPの伸び率は、政府による公共事業の拡大などを受けて前の年の同じ時期に比べて5%のプラスとなるなど、景気の減速に歯止めがかかりつつあるとの見方も出ています。
GDPの伸び率を7%に押し上げることを目標に掲げるジョコ大統領は、公共事業の拡大のほかに、インフラ関連事業などへ投資する企業への減税措置を打ち出しており、今後も景気の回復に向けた政策を強化する方針です。