テストの書き方、Quickの使い方
最近XCTestを担当しているアップル社員と話す機会によく恵まれています。その方々が言うには、Xcode/XCTestの担当部署の任務は「テストを書く習慣を広め、App Storeにあるアプリの品質向上に貢献する」そうです。
私は数年Kiwi、Specta、Quickのようなテスト・ツールを開発して、メンテしています。そしてここ数年ずっと思っているのが、実は役に立つテストを書くのは非常に簡単で、XCTestでもQuickでも大した違いがない、ということです。
ところが、いいテストを書くのが簡単でも、書き方を説明するドキュメントが意外と少なかったり、古かったりします。そこで去年QuickのDocumentationディレクトリにチュートリアルを置くようにしました。
チュートリアルは英語で書かれていますが、今年はそのチュートリアルを日本語に訳したいと考えています。ja-docs
というブランチですでに始めています。
もしテストにご興味があったら、既存の英語のドキュメントを読んで、日本語に訳すのに貢献するのはいかがでしょう?OS X・iOSアプリのテストを書く経験があまりない方にとっては、いいお勉強になるかもしれません。
ja-docsブランチへのpull request、楽しみに待っています!