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栃木・群馬・埼玉 3県の境界を測量調査
2月9日 13時16分

栃木・群馬・埼玉 3県の境界を測量調査
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渡良瀬遊水地の整備に伴い、あいまいなままになっている、栃木県、群馬県、埼玉県の3つの県の境界の測量調査が行われました。平地に3つの県の境界点があるのは珍しいということで、栃木市などでは新たな観光スポットにしたいとしています。
調査が行われたのは、栃木県栃木市と、群馬県板倉町、それに埼玉県加須市の3県が隣接する休耕田です。
9日は3つの市と町の職員と地権者の合わせておよそ20人が立ち会い、用水路の中にある境界を示すくいの位置を地図と照らし合わせながら確認していました。
栃木県、群馬県、埼玉県の3つの県の境界は、もともと渡良瀬川の中にありましたが、渡良瀬遊水地の整備に伴う土地の区画整理で境界があいまいな状態が続いていました。
栃木市などによりますと、平地に3つの県の境界点があるのは珍しいということで、周辺の自治体では正確な境界点を確定させて、新たな観光スポットにしたいとしています。
地権者の古澤満明さん(82)は「測量できてほっとした。これをきっかけに盛り上がればうれしい」と話していました。
また、栃木市の藤岡総合支所産業振興課の久村順利課長補佐は、「珍しい場所なので、観光資源として活用したい。歴史的な背景もあるので、広く知ってもらえるように3県で連携していきたい」と話していました。

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