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長期金利0.01% 過去最低を更新
2月9日 9時58分

9日の国債の市場では、世界経済の先行きに対する懸念から、比較的安全な資産とされる国債を買う動きが強まり、長期金利の代表的な指標になっている満期まで10年の国債の利回りは0.01%まで低下し、過去最低の水準を更新しました。
9日の国債の市場は、取り引き開始直後から国債を買う動きが広がりました。この結果、長期金利の代表的な指標になっている満期が来るまでの期間が10年の国債の利回りは0.01%まで低下し、過去最低を更新しました。
これは、原油価格の下落を背景に世界経済の先行きへの懸念が強まり、比較的安全な資産とされる国債が買われていること。さらに先月29日に日銀が金融機関から預かっている当座預金につけている資金の一部にマイナス金利を導入する新たな金融緩和を決めたことで、今後も国債が買われるという見方が出ているためです。
市場関係者は「原油価格の下落や新興国経済の先行きへの懸念に加え、ここに来て世界経済を引っ張ってきたアメリカ経済への懸念も広がっており、投資家がリスクを避ける姿勢を強めている」と話しています。

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