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コリログ

青コリが書く雑文。ブラゲからガジェットまで

 

飲んだくれ医師による二日酔い対策

ライフ八苦 医療

友人の飲んだくれ医師が最近俺の二日酔い対策がアップデートされたと自慢げにワインのボトルを空けながら話していたのでじっくり聞いてみた。

 

二日酔いの症状

頭痛、嘔吐・吐き気、喉の渇き、胸のむかつき、体の震え、アルコール性胃炎による悪心などの自覚症状がある。 二日酔いの最中にはひどく喉が渇くが、これはアルコールの利尿作用により体内の水分が排出され、脱水症状状態になっているからと考えられている。また、胃が空の状態で大量の酒を飲むと顕著であるが、アルコールが胃粘膜を刺激し、胃酸分泌が過多になり、胃炎をおこしている状態であることも多い。アルコールがアセトアルデヒドに分解されず、まだアルコールのまま体内に残っている場合は、酩酊感、ふらつき、ろれつがまわらないといった一般的な酒酔い症状が残っていることがある。その場合不快感はむしろ少ないが遅かれ早かれやってくることは避けられない。

二日酔いの原理

アルコールを摂取すると、体内でアルコールはアルコール脱水素酵素によりアセトアルデヒドに分解される。さらにアセトアルデヒドは、アセトアルデヒド脱水素酵素により酢酸へと分解され、最終的には水と二酸化炭素に分解されることにより体外へと排出される。

アルコールの中間代謝物質であるこのアセトアルデヒドは毒性が非常に強く、その毒性により引き起こされる症状が二日酔いである。つまり二日酔いの原因はアルコールそのものではなく、代謝過程におけるアセトアルデヒドによって引き起こされると考えられている。

二日酔いの対策

二日酔いの対策の基本は脱水補正である。そこを色々試した結果彼はこのような処方にたどり着いたと熱弁を振るっていた。

飲んだくれ医師の処方

 漢方薬

【第2類医薬品】クラシエ五苓散錠 180錠
 

 この五苓散はなんと適応症に二日酔いが入っている。ちなみに浮腫なども適応症に入っており、余計な水を体外に出すような薬効の印象であるが実は水分バランスを整える作用らしい。アルコール飲むと翌日結構浮腫んだりしてしんどい状態も軽快するらしい。漢方薬は基本苦い、まずいイメージが強いが、酔った状態で飲む五苓散は甘くて美味しいらしい。体質に合う漢方は美味しいという都市伝説は本当に存在したんだと思った瞬間であった。ちなみに女性の月経前の浮腫にも効くのでむくみが気になる女性にもおすすめだ。

 

OS-1

 OS-1基本僕も飲んだことがあるがメチャクチャ不味い印象しかない。「飲めねーよ!」しかし、この飲んだくれ医師曰く、脱水の時飲むとかなり美味し、しかも、ポカリとかより全然効くというお言葉をいただいた。本当かどうか試そうとしているが冬のコンビニには置いていないので未だ試せていない。