トップページ社会ニュース一覧北海道新幹線 青函トンネルで訓練中にトラブル
ニュース詳細

北海道新幹線 青函トンネルで訓練中にトラブル
2月9日 6時08分

北海道新幹線 青函トンネルで訓練中にトラブル
k10010403071_201602090619_201602090620.mp4
北海道新幹線の開業を来月に控え、9日未明、北海道と青森を結ぶ青函トンネルで新幹線の車両を使った初めての避難訓練が行われましたが、その最中に停電が起きてトンネル内で列車が緊急停車するトラブルがありました。JR北海道によりますと訓練の手順にミスがあり電気が送れなくなったということで、詳しい状況を調べています。
青函トンネルで初めてとなる新幹線の避難訓練は営業運行が終了した9日午前0時すぎに始まり、北海道の新函館北斗駅を出発した列車で火災が検知されたという想定で行われました。
訓練では、旧海底駅の「竜飛定点」で乗客役のJR社員らが別の新幹線を使った「救援列車」に乗り換え、新青森駅に向かう予定でしたが、列車が定点を出発した直後に突然、停電が起きてトンネル内で緊急停車しました。
その後、5分ほどで電源は回復したものの、安全確認などのためおよそ40分遅れで新青森駅に到着しました。乗っていたJR社員など300人にけがはなく、ほかの列車の運行に支障はないということです。
JR北海道によりますと、救援列車に送電する際の手順にミスがあり停電につながったということで、詳しい状況を調べています。訓練に立ち会ったJR北海道の島田修社長は停電について陳謝したうえで「今回のトラブルを教訓に今後も訓練を続けて安全に開業を迎えたい」と述べました。

関連ニュース

k10010403071000.html

関連ニュース[自動検索]

このページの先頭へ