吉田博行
2016年2月8日21時19分
兵庫県洲本市は10日正午から、ふるさと納税をした人に贈る返礼品に人気ゲームシリーズ「ドラゴンクエスト」の関連グッズを加える。シリーズの生みの親で、同市出身のゲームデザイナー堀井雄二さんやゲームソフト会社スクウェア・エニックスに協力を求め実現した。
グッズは、人気モンスターのスライムやキラーマシン、ドラゴンなどをかたどったフィギュア、イラストを描いたマグカップ、クッションなど39アイテム。ゲームで使われる「冒険の書」をイメージしたスマートフォンケースもある。これらのグッズを組み合わせた返礼品セット21コースを、1万~10万円の寄付額に応じて用意する。
ドラクエファンの市職員らが昨年夏、市にふるさと納税を続けてくれている堀井さんに返礼品の協力を依頼。東京にあるスクウェア・エニックスの本社も訪ねて、交渉を続けてきた。
寄付は、ふるさと納税のポータルサイト「ふるさとチョイス」を通じて10日正午から受け付ける。各コースの数量は数セットから約30セットまでで、品切れになり次第終了。市の担当者は「ドラクエ生みの親である堀井さんの出身地・洲本を全国にPRし、寄付額アップにつながれば」と期待する。好評なら第2弾も検討するという。問い合わせは市財政課(0799・22・3321)。(吉田博行)
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